2014年2月28日金曜日

 2月も今日で最終日となり、申込期限も区切りとして今日までとさせていただいております。
 希望者数はasoyaji様から始まり、今のところ2月28日13:01のHilbee様までで、156名様となりました。

 asoyaji様の申し込みコメント欄も、JAVAの限界か2月20日以降が表示されなくなりました。
 asoyaji様の申込みコメント欄は「終了」を宣言させていただきます。

 コメント記入は当方にメール通知されるので、WEBに表示されなくても確認はとれるのですが、「自身のコメントに返信を」とお願いしたため、本文内に名乗ってないコメントが数件あり、変更、依頼数の確認とれません。

 大体の目安の数字の把握といたしましても、取扱い不明データがあるのもスッキリしません。

 思い当たる方は、ここのコメント欄に、ハンドルネーム名乗ったうえで再度ご記入ください。
 「何枚追加」ではなく、「救済基板」も含めた合計数での記入をお願いいたします。

 参加希望だけされて、希望枚数を挙げていただいてない方が、15名様いらっしゃますが、「マスター基板 1枚」でカウントしておきます。

 エクセル正式注文書は、今週末に手配予定です。
 FN1242Aチップダメ元をご希望な方。来週には結果発表できそうです。

 2/28 17:39 は誰?
本文中に、ハンドルネーム書いてください。
今は、asoyaji様のWEBコメント欄に書いていただいても確認できます。
ですが、実際にはお知らせメールで照合中です。
従って、本文中にハンドルネームが書いてないと、誰なのか判りません。

2/20 22:09
チップ3個付きは2/10で締め切られたようなので
マスタ +チップ3個付き追加はダメもとが可能な場合に限定させてください
マスタ2個乗せに変更されるとのことなので、
マスタ×3枚 スレイブ×6枚 生基板+秘術PIC1個付き ×1 で手持ちちょうどとなります
よろしくお願いします すこし欲張りすぎました


2/25 02:23
半導体計測屋様
2個載せに変更の場合
スレーブモード基板 1枚追加で スレーブモード基板 x2と変更でお願いします。
よろしくお願いします。


2/25 21:49
2月9日の詳細拝見させて頂きました。
数量の変更お願いします。 
マスタ基板全部載せ 秘術PIC1個付き  3枚
スレーブ基板後段載せ PIC無し 2枚
基板+秘術PIC+アイソレータチップのセット  1枚
FN1242Aチップ添付及びその他部品もお願いします。


2/25 22:13
半導体計測屋様
注文予定ですが、マスタ基板2枚と、スレーブ基板4枚、駄目モトでDAC2ヶをお願いしようと思っております。正式注文は基板の様子が判り次第確定したいと思います。


2/25 22:21
半導体計測屋様、
基板注文予定ですが、
マスタ基板 2枚
スレーブ基板 4枚
を予定しております。
基板公開されてから確定したいと思っておりますので宜しくお願いします。


2/26 01:56
半導体計測屋様、asoyaji様
お世話になります。理解が悪くてまだ全容を掴みきれていないのですが、
以下の基板を希望します。
マスターモード基板 × 2枚
スレーブモード基板 × 1枚
宜しくお願い致します。


2/27 01:43
マスター基板 1枚
スレーブ基板 2枚
救済基板  1枚
よろしくお願いします。


2/27 22:42
半導体計測屋様
マスター基板3枚
スレーブ基板1枚
でお願いします。


2014年2月27日 23:06
スレーブモード基板を1枚追加お願いします。
2014年2月27日 23:12
スレーブモード基板を1枚追加お願いします。
2014年2月27日 23:15
スレーブモード基板を1枚追加お願いします。
2014年2月27日 23:20
スレーブモード基板を1枚追加お願いします。
2014年2月27日 23:23
スレーブモード基板を1枚追加お願いします。

2/28 01:25
スレーブモード基板を1枚追加お願いします。
2/28 01:30
スレーブモード基板を1枚追加お願いします。
2/28 01:35
スレーブモード基板を1枚追加お願いします。


2/28 17:39
asoyaji様、半導体計測屋様
マスター基板×2枚
スレーブ基板×1枚
でお願いします。
宜しくお願いします。

2014年2月24日月曜日

 今、2個載せに変更の方向で進んでおります。
 発注基板用レイアウトへの、アートワーク変更実施中なのですが、結構めんどくさいです。
 試作基板を魔改造iModelaで削り出すには多少のエラーがあっても、スジ彫り堂謹製BMCタガネで瞬時に回復できますが、発注基板ではエラーは許容されません。
 2000を超えるエラーどうしようって感じで進めております。

 2個載せに変更となると、皆様の思惑と違ってきてしまったかもしれませんが、コネクタ仕様とか改善されますのでご容赦いただきたく思います。
 後段DSDデュアルモノが、スレーブ基板必須となってしまったのは、大変申し訳なく思います。

 注文にあたっては、現在は需要数の確認段階です。5~10%大目に発注するにあたっての数量の把握をさせていただいております。
 正式な注文は、注文書をエクセルで用意しますので、記入して頂きメール添付で送信頂きます。
3月31日までに注文書を送信いただけましたならば、納品日が4月1日以降となりましても5%消費税で処理可能です。


先日の図とは、設定コネクタが変更となり、設定、接続が容易になりました。

 PICの設定が、ジャンパワイヤではなく、ジャンパプラグで出来る様になりました。
 実装面積の余裕ができたので、手抜きな引き出し線だったのを、6ピンのジャンパピンに変えました。ジャンパプラグ2個をどちらかに刺します。
 水色側に刺せばデュアルモノ。
 黄色側に刺せばシングル。

 74157からの前段用PCM/DSDを3列引き出しにしました。
以前は1列の並びから、必要な信号を引っ張り出しなさい。
1か所から2本出す必要もあり。間違えないでね な仕様でしたが、

 緑色デュアルモノ左
 灰色デュアルモノ右
 青色シングル
と、3つ並べましたので、各列から安易に個別に繋いでいただけます。

 Si5317の、INCDECのボリュームを追加しました。
 レンジによっては、ハンチング発生でジッタが悪化する場合があったのですが10kΩのボリュームで適切にフィードバック量を調整可能です。

ご説明していなかったところ。
 X2PLLは、前段が441,96の際に使います。192、DSDの場合はスルーにします。
 生成DSDが192の場合は、BITCLKを後段にそのまま渡せばDSDCLKになるのですが、441,96の場合は2逓倍の必要があります。
 この設定はCombo384や、エレアトUDAではFSLEDな信号が出てますので74138に喰わせれば再生周波数が判ります。
 また、マスタクロックが22MHzか24MHzかの判定も必要です。
 74138出力0~7と、DSD判別信号でワイヤードNORを組みましたので、24MHZと、192、DSDな位置にジャンパプラグを刺せば、自動判別して適切なマスタクロック、適切なDSDCLKが生成されます。


2個搭載になったタンデム基板は何ができるか?を書いときます。

マスタ基板1枚と、FN1242Aが1個でできること。
1.前段レフトPCM/DSDシングル ライトは載せない(後段用部品は生基板へ転用とか)

マスタ基板1枚と、FN1242Aが2個でできること。
1.前段レフトPCM/DSDシングル 後段ライトDSDシングル
2.前段レフトライトPCM/DSDデュアルモノ 後段DSDはスレーブ基板におまかせ
3.前段レフトライトPCM/DSDシングルパラ 後段DSDはスレーブ基板におまかせ
 (3の場合、青コネクタから2本ずつ引き出す必要有です)

マスタ基板1枚と、スレーブ基板1枚、FN1242Aが3個でできること。
1.マスター基板 前段レフトでPCM/DSDシングル ライトは載せない
  スレーブ基板 DSDデュアルモノ
2.マスター基板 前段PCM/DSDデュアルモノ 後段DSDはスレーブ基板におまかせ
  スレーブ基板 DSDシングル

マスタ基板1枚と、スレーブ基板1枚、生基板1枚、FN1242Aが3個でできること。
1.後段LR独立基板仕様
  マスター基板 前段レフトでPCM/DSDシングル ライトは載せない
  スレーブ基板 DSD右
  生基板     DSD左 (スレーブ基板の部品転用)

マスタ基板1枚と、スレーブ基板1枚、FN1242Aが4個でできること。
1.マスター基板 前段レフトライトPCM/DSDデュアルモノ
  スレーブ基板 DSDデュアルモノ
2.マスター基板 前段レフトライトPCM/DSDデュアルモノ
  スレーブ基板 DSDシングルパラ

マスタ基板1枚と、スレーブ基板1枚、生基板1枚、FN1242Aが4個でできること。
1.後段LR独立基板仕様
  マスター基板 前段レフトライトPCM/DSDデュアルモノ
  スレーブ基板 DSD右
  生基板     DSD左 (スレーブ基板の部品転用)

マスタ基板1枚と、スレーブ基板2枚、FN1242Aが5個でできること。
1.後段LR独立基板仕様
  マスター基板  前段レフトでPCM/DSDシングル ライトは載せない
  スレーブ基板1 DSD右 パラ
  スレーブ基板2 DSD左 パラ

マスタ基板1枚と、スレーブ基板2枚、FN1242Aが6個でできること。
1.後段LR独立基板仕様
  マスター基板 前段レフトライトPCM/DSDデュアルモノ
  スレーブ基板1 DSD右 パラ
  スレーブ基板2 DSD左 パラ


他にもまだ組み合わせはあります。
ご質問、ご要望、コメントいただけますと幸いです。


2014年2月19日水曜日

 タンデム基板とは何者か?は皆様、だいぶご理解いただけてきたかと思います。

 「何枚欲しい」という需要数も、ほぼ把握できております。

 試作基板3号が2枚完成し、音出ししてるのですが、後段常時DSDはぶっ飛びサウンドで鳴ることが確認できました。ジッタクリーニング性能についても、先日のリポートどおりです。

 今後の作業として、魔改造iModela対応で書いたパターンレイアウトを工場基板仕様のレイアウトに修正せねばなりません。

 その作業に入るにあたって、今更なのですが、ライト無しで2個載せに変更って、皆様許容していただけますかね?

 理由として、「後段はスレーブ基板にお任せ構成」にした方が、いい音で鳴るんです。

 スレーブLR独立は、まだ試聴できていないのですが、もっと良く鳴りそうな予感です。

 スレーブ基板無限増殖コネクタが搭載されることになったので、スレーブLR独立基板も可能となりました。
 この時点でDSDオンリーで鳴るライトの存在価値が低下してるのです。
 先日の応用例でも「マスター2個載せライト無し」が結構あります。
 また、スレーブ基板はセンタとライトだけ載せるので、レフト分の面積もったいないなぁと。

 基板面積に余裕も出来ますので、更に巨大なパスコンが搭載できるといった点もあります。
 これは結構重要なポイントかと。

 2個載せに変更になった場合、マスタ1枚で鳴らせる組み合わせは

1.前段PCM/DSDシングル レフトで、 後段常時DSDシングル ライト(旧センタ)で。

2.前段PCM/DSDデュアルモノ レフトとライト(旧センタ)で、後段DSDはスレーブ基板にお任せ。

3.前段PCM/DSDシングルパラ レフトとライト(旧センタ)で、後段DSDはスレーブ基板にお任せ。

となります。

 後段DSDはスレーブにお任せだから、こっちはどのようにでも組んでいただけます。
 スレーブ基板も2個載せで鳴らしていただきます。パラでもデュアルモノでもLR独立基板でも。

ってことで、デメリットとしては後段DSDをデュアルモノで鳴らすにはスレーブ基板必須なのです。

この変更してしまうと「3個乗って色々できそうだからマスター1枚だけください」で、手を挙げていただいた方が何名様かいらして、その方々がスレーブ基板を追加購入していただかないと、タンデム基板をしゃぶりつくせないことになってしまうのです。
 この点が、私は気がかりで、今更変更はどうなのかと思っております。

 現在の仕様になったのも、皆様からのご提案、リクエストによるもので、もはや私一人だけのプロジェクトでは無くなっていると思ってます。
 
皆様からの、ご意見、ご要望、コメントいただけましたら幸いです。


 
 

2014年2月17日月曜日

 マスタ基板の絵書いてみました。
 色付き四角がジャンパワイヤ端子です。
 スレーブ基板にはセンタとオレンジ、ライトと青、無限コネクタとピンクが載ります。
 Si5317のOUT2は、レフトと外部DACコネクタへ。
 OUT1はセンタとライトと無限コネクタに繋いでます。このことから、スレーブ基板はセンタライトの2個載せ限定になりますが、配線繋げば3個載せ可能ではあります。


 
 基本動作として、前段扱いなチップはPCM/DSD再生。
 後段扱いなチップは前段で生成されたDSDによる常時DSD再生です。
 前段にDSDが入ってきたときは、スルーで後段に渡されます。
 LPF+差動合成は4CH用意して、前段の音、後段の音をお楽しみください。

 PIC横の黄色がMDL,MDR、水色がMDS。緑色にジャンパワイヤで繋ぎます。
 この選択により、レフト、センタが、デュアルモノ動作かシングル動作かが決まります。
 どちらに設定しても、レフト、センタからは常時DSD生成データが出力されます。
 ライトにはPIC信号は繋がりません。

74157左の灰色が
BCK/DIR DIN/DIL LRCK/DCLK_INV BCK/DIL_INV DIN/DIR_INV PCM_H/DSD_L出力
Combo384、エレアトUDAなPCM/DSDマルチプレクス信号を組み替えて出力します。

レフトセンタライト下の赤色、オレンジ色、青色が各チップへの入力
BCK DIN LRCK FMT1入力

スレーブ基板無限増殖コネクタ上のピンク色がレフトセンタから生成されたDSDデータ出力
3.3V,DCLK,DIL1,DIR1,DIL2,DIR2,MCLK22/24,MUTE_H,GND


 マスタ基板の基本構成が3例ですが、これ以外も可能と思います。
 いろいろと考えてみてください。
 私が思いもよらなかった構成が、まだまだたくさんあると思います。


基本構成1 3個載せ 前段シングルPCM/DSD、後段デュアルモノDSD スレーブ無し
PIC 水->緑
レフト 灰->赤 
センタ ピンクのL->オレンジ
ライト ピンクのR->青

基本構成2 3個載せ 前段デュアルモノPCM/DSD 後段シングルDSD スレーブ無し
PIC 黄->緑
レフト 灰のL->赤
センタ 灰のR->オレンジ
ライト ピンク->青

基本構成3 3個載せ 前段シングルトリプルパラPCM/DSD 後段は全てスレーブにお任せ
PIC 水->緑
レフト 灰->赤
センタ 灰->オレンジ
ライト 灰->青
この構成は需要が無いと思いますが、可能なので一応挙げておきます。
まちがえた!ライトはDSD専用だった!PCMは16ビットまでだ。(2月19日更新)
 

応用構成例1 都合3個 前段シングルPCM/DSD 後段DSDオンリーはスレーブのLR独立にお任せ
マスタ基板 1個載せ
PIC 水->緑
レフト 灰->赤
センタ無し ライト無し
スレーブ基板 1個載せL
PIC 無し レフト無し センタ無し
ライト ピンクのL->青
スレーブ基板 1個載せR
PIC 無し レフト無し センタ無し
ライト ピンクのR->青

応用構成例2 都合4個 前段デュアルモノPCM/DSD 後段DSDオンリーはスレーブ1枚にお任せ
マスタ基板 2個載せ
PIC 黄->緑
レフト 灰のL->赤
センタ 灰のR->オレンジ
ライト 無し
スレーブ基板 2個載せ
PIC無し レフト無し
センタ ピンクのL->オレンジ
ライト ピンクのR->青

応用構成例3 都合4個 前段デュアルモノPCM/DSD 後段DSDオンリーはスレーブLR独立にお任せ
マスタ基板 2個載せ
PIC 黄->緑
レフト 灰のL->赤
センタ 灰のR->オレンジ
ライト無し
スレーブ基板 1個載せL
PIC無し レフト無し センタ無し
ライト ピンクのL->青
スレーブ基板 1個載せR
PIC無し レフト無し センタ無し
ライト ピンクのR->青

応用構成例4 都合5個 前段シングルPCM/DSD 後段DSDオンリーはマスタLとスレーブRで水平パラ
マスタ基板 3個載せ 後段はL
PIC 水->緑
レフト 灰->赤
センタ ピンクのL->オレンジ
ライト ピンクのL->青
スレーブ基板 2個載せR
PIC無し レフト無し
センタ ピンクのR->オレンジ
ライト ピンクのR->青

応用構成例5 都合5個 前段シングルPCM/DSD 後段DSDオンリーはマスタとスレーブで垂直パラ
マスタ基板 3個載せ
PIC 水->緑
レフト 灰->赤
センタ ピンクのL->オレンジ
ライト ピンクのR->青
スレーブ基板 2個載せ
PIC無し レフト無し
センタ ピンクのL->オレンジ
ライト ピンクのR->青

応用構成例6 都合6個 前段デュアルモノPCM/DSD 後段DSDオンリーはスレーブでLR独立しかもパラ
マスタ基板 2個載せ
PIC 黄->緑
レフト 灰のL->赤
センタ 灰のR->オレンジ
ライト 無し
スレーブ基板 2個載せL
PIC 無し レフト 無し
センタ ピンクのL->オレンジ
ライト ピンクのL->青
スレーブ基板 2個載せR
PIC 無し レフト 無し
センタ ピンクのR->オレンジ
ライト ピンクのR->青

応用構成例7 都合10個~ 前段デュアルモノPCM/DSD 後段DSDオンリーはスレーブでLR独立しかもパラ多重
マスタ基板 2個載せ
PIC 黄->緑
レフト 灰のL->赤
センタ 灰のR->オレンジ
ライト 無し
スレーブ基板 2個載せL 2枚~
PIC 無し レフト 無し
センタ ピンクのL->オレンジ
ライト ピンクのL->青
スレーブ基板 2個載せR 2枚~
PIC 無し レフト 無し
センタ ピンクのR->オレンジ
ライト ピンクのR->青


応用構成例7できちんと鳴るかは保証できかねますが、あくまで1例としてです。


本記述の内容確認はしましたが、間違いに気が付いたら都度修正いたします。

こんなのどうかしら?と、ご質問頂ければ可否ご回答いたします。
ご提案内容によっては回路の修正もいたします。

2014年2月16日日曜日

 Si5317の周波数切り替わり時のロック外れリカバリタイムも気になる性能の一つと言えます。
 BWSEL1:0=HM 91/109Hz設定

24MHz->22MHz変化時のMCLKとMUTE_H

時間軸は200msec/divです。MUTE_Hは、Si5317のLOLロック外れ通知信号より生成してます。
0.2秒以内にロックし、1秒程度でマスタクロックの乱れが収束しています。
この間、ザーとか、ザッといった興醒めノイズは聞こえません。

22MHz->24MHz変化時のMCLKとMUTE_H

こちらは0.4秒間ミュートされ1.4秒でマスタクロックの乱れが収束しています。
この場合も興醒めノイズとは無縁です。

 これらの動作条件としては、DAIから出るFSLED2:0と、ミュート信号が必要となります。
 DAIからのミュート信号はSi5317のリセットに使用します。
 PICで周波数を測定して、、、、なんて高度なプログラムは私には無理でした。
 Combo384以外のDAIを繋ぐ際は、御面倒でもFSLEDの3本と、ミュート(ハイアクティブ)も繋いでください。
 8種類の動作条件を選択できる回路になってます。
 FSLED無い場合は仕方ありません。ジャンパプラグで22か24の固定設定でお楽しみください。


ミュート信号繋がないと、どんな振舞いするかはまた後ほどUPします。
外部DAIからのミュート信号繋がなかった場合は、若干乱れの収束時間が伸びるようです。

24MHz->22MHz変化時のMCLKとMUTE_H 外部ミュート信号無し
こちらは殆ど変りません。

22MHz->24MHz変化時のMCLKとMUTE_H 外部ミュート無し
0.6秒間ロック外れが起きています。
マスタクロックの乱れ収束も1.6秒程に伸びています。
 
 この状態で、プチッってノイズが出ることがありましたが(毎回出るわけではない)、ザーという興醒めノイズの発生にはなりませんのでご安心ください。

 Si5317の仕様書を見ると、「各種設定変更したらリセット信号いれなさい」と書かれていますが、無くても周波数変更には追従するので、DAIからのミュート信号は、「必須ではないけど繋いだ方が好ましい」って感じでしょうか。
 

 タンデム基板はFN1242Aアプリケーション基板であることと同時に、Si5317アプリケーション基板としても優れた性能を発揮いたします。
 ジッタークリーニング基板として別枠での頒布に踏み切ったのは、FN1242A以外のDACでもお試しいただきたかったからです。
 

2014年2月15日土曜日

 1月30日に予告してました、ジッタークリーニング基板入力段載せとしてタンデム基板を使用した場合の、一目で解る効能を公開いたします。

 FFTよりも、アイパターンモードで観た方が、差が判りやすかったのでこちらでお見せします。
 測定器はPicoScope3205A。帯域250MhzX10プローブなので、300mV=3Vです。
 信号源は、Combo384RevF。
 繰り返し同じ軌跡を通った回数が多いほど、濃い色で表わされます。
 Si5317は、BWSEL1:0=HMの91Hz設定です。BWSELはジャンパプラグで設定します。

まずは24MHzのマスタクロックSi8660出たとこ。

24MHzのマスタクロックSi5317出たとこ。

1V立下りでエッジ掛けましたので、どちらも中央は細くなってますが、それ以外の立上り、立下りは、Si5317通過後の方が細くなり、色が濃くなります。ジッタの減少を意味します。

次は192kHzBITCLK Si8660出たとこ。

192kHzBITCLK タンデム基板式ジッタークリーニング回路通過後

192kHzデータ Si8660出たとこ。

192kHzデータ タンデム基板式ジッタークリーニング回路通過後


LRCLKは、192kHzと遅いので、アイパターンモードでは違いを一目でお見せできませんでした。
拡大表示とかしないと差が見えないのです。

本機能は、マスタモード基板は「全部載せ」なので当然搭載されております。
スレーブ基板無限増殖コネクタの信号も、タンデム基板式ジッタークリーニング回路を通過してからスレーブ基板に供給されます。

全ての信号がジッタークリーニングされた、FN1242APCM/DSDが奏でる音にご期待ください。





 今週は、皆様の御質問にご回答差し上げられなく申し訳ありませんでした。
 asoyaji様が、またまたお絵描きしてくださいましたので、イメージがだいぶ伝わったのではないかと存じます。

 ご質問に対して個別回答しても、同じ質問が繰り返されるので、こちらに回答していきます。

IIS24ビット救済兼デュアルモノ基板とは何者か?(2月1日の記事読めば判るけど)
 タンデム基板開発により誕生した「派生品」です。
 既にお手持ちのマイコン無しFN1242A基板にお使いいただくグレードアップ基板です。
 マイコン無しのFN1242Aは、「IISでは16ビットでしか鳴らない」のは周知されてきたかと思いますが、24ビットで鳴るように「救済」するのが目的です。
 加えてPCMデュアルモノで鳴らすこともできます。
 お手持ちの基板をパターンカットするなり魔改造してML,MC,MDS,MDL,MDR,DGNDを繋いでください。
 タンデム基板に接続して使う基板ではありません。
 タンデム基板マスターに搭載されるDSDテストプログラムの秘術書込PICと同一のPICが搭載されます。
 救済基板の大きさは未定ですが、50mm正方形がいいかなと検討中です。
 大きさについて、ご意見、ご希望コメント頂きますと幸いです。

タンデム基板の大きさ
 基本はクレジットカードサイズです。
 当方試作基板作成の為のiModelaの上限サイズとなります。
 縦横1mmくらい、前後する可能性はあります。
 Combo384を載せた場合は、RaspberyPi512MBのケースに丁度収まる予定です。

なんで色んなモードができるの?
 Combo384、エレアトUDA等のDAIからは、マルチプレクスされてPCM,DSDが出てきます。
 DIN/DIR BCK/DCLK LRCK/DIL 他にDSD_H(DSD時ハイ)
 FN1242Aに直接つないでも、組み合わせが違うので、どちらかのモードでしか鳴らせません。
 
 タンデム基板はPCM,DSDどちらでも鳴らせるように組み替えて初段チップに渡す回路になってます。
 しかも、FN1242AのDSDCKは立下りエッジ有効なので反転します(しなくてもいいらしいが)。
 必要な組み合わせは、以下のとおり。

 シングルPCM/DSD
 BCK/DIR DIN/DIL LRCK/DCLK_INV

 デュアルモノPCM/DSD
 BCK/DIL_INV DIN/DIL LRCK/DCLK_INV 左チップ
 BCK/DIR DIN/DIR_INV LRCK/DCLK_INV 右チップ

都合、5種類必要とし、タンデム基板は全て生成します。
他にはFMT1に、PCM_H/DSD_Lを入れる必要があり、DSD_Hを反転して生成しています。

FN1242Aの仕様書には、DSD1チップ差動出力接続図があり、右チップはRIN信号を反転させてRINに入力する例が書かれてますが、これに従うとPCMで破綻します。
 従って、上記組み合わせが正解。FN1242A仕様書をよく読んで理解してください。
 理解できない方は、アナログ接続間違えてチップを壊しかねません。ご注意ください。

 これらの6本の信号は、ジャンパワイヤで初段チップに繋いで頂きます。
レフト、センター、ライトには、各々BCK,DIN,LRCK,FMT1のジャンパ入力端子が設けてありますのでお好きなように繋いでください。
 シングル、デュアルモノと、様々な構成でで鳴らせる仕組みがご理解いただけましたでしょうか?


スレーブ基板無限増殖コネクタってどうなってるの?
 3.3V,DCLK,DIL1,DIR1,DIL2,DIR2,MCLK22/24,MUTE_H,GND
で、マスタスレーブ間が接続されます。
 DIL1,DIR1はレフトから、DIL2,DIR2はライトから繋がります。
 初段チップはDSDテストプログラムの秘術により、常時DSDを吐き出します。
 アナログ音声も並行して出力されます。
 従って、LPF+差動合成を前段用後段用と4ch用意すれば、幸せになれます。
PCM時は内部生成し、DSDではそのまま数クロック遅れて吐き出します。
後段チップ(ライト、或はセンターとライト)は、前段で生成されたDSDのみで鳴ります。
スレーブ基板に載るチップは、シングルでもパラでもデュアルモノでもDSDのみで鳴ります。

 MCLK(マスタクロック)は、Si5317から直結(バッファでジッタ増加するので)してます。


申込期限
 2月末までは募集します。
 チップ添付については2月10日までに申し出ていただいた方の分は確保しています。
 それ以降な方は、現時点では確約出来かねますので「ダメ元」での予約願います。

御意見、ご質問コメント頂きますと幸いです。



2014年2月9日日曜日

タンデム基板の詳細仕様についてまとめておきます。

FN1242A
 最大で3個搭載できます。最少1個でP2D変換機能をお楽しみいただけます。
 過去にありえなかった、様々な構成で鳴らせる基板となっています。
 私が思いつかなかった構成もできるかもしれません。
 FN1242Aで何ができるのか、存分にしゃぶりつくしてください。
 マスタ基板には、レフト、センター、ライトの最大個搭載。
 スレーブ基板には、センターとライトで最大2個載ります。

レフトとセンターは前段として働き、入力されたIIS・DSDにより
PCM/DSDのアナログ再生、同時に常時PCM2DSD変換データが出力されます。
DSD入力の場合は、そのまま数クロック遅れてデータが出力されます。
デュアルモノ構成で、Lchレフト、Rchセンターで、左右独立で再生できますし、
シングルパラで2個でのパラレル再生もできます。

ライトは後段としてタンデムに接続され、前段で生成されたP2Dデータにより
常時DSD再生されます。

センターは、後段として働かせることもできます。
その場合はレフト前段シングルでP2D
センター、ライト後段デュアルモノ、あるいはシングルパラでDSD再生できます。

 アナログ出力は、前段でPCM・DSD、後段で常時DSDが再生されますので
LPF+差動合成回路を4ch分用意すれば、簡単に切り換えて聞き比べることができます。
なお、アナログ出力は、チップの端子を12本分2.54mmピッチで引き出してあります。
途中に抵抗やコンデンサはありません。
vcom端子(AVDD/2の電圧出力)も引き出していますので、必要に応じてお使いください。

 FN1242Aチップの搭載数は、レフト1個載せ、レフトセンタ2個載せ、3個載せと、
どの構成も可能です。

 スレーブ基板の場合は、センタ1個のみ、ライト1個のみ、
 あるいはセンタライトで2個な構成で鳴らします。
 スレーブ基板無限増殖コネクタを介してマスタ基板が生成するDSDを受け取ります。


IIS入力コネクタ
 光、同軸での入力はありません。IIS(I2S)・DSD入力専用です。
 10ピンX2列、2.54mmピッチでAmnero Combo384なピン配列です。
    
 IIS,DSDは、エレアトUDA基板等と同じマルチプレクス仕様になってます。
 Combo384RevF以降をお持ちの方は、直結出来ます。
 他のDAI,エレアトUDA使いな方は、御面倒では御座いますが、
 配列を合わせたケーブルをご用意ください。
    
 IISの他に、マスタクロック1本(22or24MHz),MUTE_H、DSD_H、
 クロック判別用のFSLED2~0、アイソレータ用電源3.3V、GNDとなります。
 アイソレータチップとして、Si8660 を2個使います。

 PCMは、最大24Bit192kHz128fs、
 DSDは、DSD64,DSD128の再生を確認しております。
 Combo384は、24Bit384kHz64fsが出せるのですが、タンデム基板は非対応です。

 DSDテストプログラムの秘術が施されたFN1242Aは以下のDSDを出力します。
 44.1kHz->DSD128
 48kHz->DSD139
 88.2kHz->DSD256
 96kHz->DSD278
176.4kHz->DSD256
192kHz->DSD278

 後段に配したセンタ、ライトは、上記DSDを再生します。ぶっ飛びサウンドで。
 
FN1242Aのデバイス仕様書見ると、DSDクロックはMAX3MHzです。
本来はDSD64が最大なんですね。
でも、それは単にカタログスペックであり、実力は!ということでしょうか。


PIC 
 アイソレータの信号入力側に置かれます。
 FN1242Aの電源GNDとは分離されており、
 IIS入力コネクタのアイソレータ用電源で動作します。
      
 DSDテストプラグラムの秘術が施されたPICからは、
 ML、MC、MDL、MDR、MDSが出力されており、
 アイソレータ経由でレフトチップ、センターチップに分配されます。
 
 ML,MCは配線済みで、MDをどう繋ぐか選択します。

 初段デュアルモノ構成で組む場合は、
 ジャンパ配線でMDL、MDRを レフト、センタに各々印加します。
    
 初段シングル構成、あるいはシングルパラ構成の場合は
 MDSを、レフト、センタ双方に印加します。
 いづれの場合でも、前段からはPCM2DSD変換されたデータが常時出力されます。
 
  ライトは後段として常時DSD再生に使われるので、PICによる制御はありません。


ジッタクリーナ機能
 Si5317 1個搭載
 マスタクロックの 22MHz、24MHzに対応します。
 位相調整はハードロジックで行うので、切替時のノイズはほとんど出ません。
 ポツッと出てしまう場合はあります。ザーは出ないです。
 
 切替り時には、MUTE_H信号が必要です。(2月17日追記:あった方が望ましい)
 22・24切替は、IIS入力コネクタのFSLED2~0をデコードして判別します。
 
 
 自動判別させるには、これらのFSLED2~0、MUTE_H信号を繋いでください。
 FSLED信号やMUTE_Hが取り出せないDAIをお使いの場合には、
 ジャンパプラグ設定により、22固定、24固定も可能です。

 IIS入力コネクタに入ってきた信号は、1242タンデム基板式ジッタクリーニング回路でジッタを削ぎ落としてからレフト、センタ、外部DACコネクタ、スレーブ基板無限増殖コネクタに渡されます。


外部DACコネクタ
 FN1242AのP2D機能で生成されたDSDは、この外部コネクタには出力されません。
 入力されたIIS信号からジッタを取り去った信号が出ます。
 ジッタークリーニング基板の出力端子としてお使いいただきます。 
 この外部DACコネクタはエレアトP2D等と同じピン配列にしています。
3.3V、 ビットクロック、LRクロック、シリアルデータ、マスタクロック、DSD_H、GND
な配列です。
 IIS入力コネクタに、エレアトUDA、Combo384のようなPCM/DSDマルチプレクスな信号が入力された場合は、もちろんPCM/DSD双方お楽しみいただけます。



スレーブ基板無限増殖コネクタ
 レフトチップから、あるいはレフトセンターチップからは常時DSDが生成されます。
こ生成されたDSD信号は、ジッタクリーニング回路経由で このコネクタと後段のチップに渡されます。
 FN1242AのP2D機能で生成されたDSD信号を「他のDAC」で鳴らす場合、このコネクタから接続します。
3.3V、DSDクロック、DSDL1,DSDR1,DSDL2,DSDR2、マスタクロック、MUTE_H、GND
な配列です。
DSDL1,DSDR1はレフトから、DSDL2、DDR2はセンタから生成されたDSD信号です。

 スレーブ基板は本コネクタ経由でマスタ基板から生成されたDSD信号を受け取ります。

汎用の基板スタッキングコネクタをお使いいただくことで、スレーブ基板は何枚でも追加できます。
2枚のスレーブ基板を右左独立基板で鳴らす。
多重パラレルで再生する。とお好みの構成をお楽しみください。
枚数制限は、マスタ基板搭載の信号ドライバのファンナウトに依存します。
ご使用になる3.3V電源にも依存します。
従って、何枚まで繋がって正常に鳴るかは保証できません。
 やってみなきゃわからないのお気持ちで、お試しください


電源端子
電源にこだわりたい方の気持ちを汲んで、以下のように分離しました。

3.3V アイソレータ用 1系統(IIS入力コネクタ10X2内)
5V AVDD 3系統(FN1242Aレフト、センタ、ライト)
3.3V DVDD 3系統(FN1242Aレフト、センタ、ライト)
3.3V IF  1系統 入力段マルチプレクサ駆動
3.3V PLL 1系統 ジッタークリーニング系

Combo384は、3.3VがUSB経由で出てますので、アイソレータ用は無視でOK。
こだわらなければ下の3つはフェライトビーズで分ける程度でOK。
どうでもよければ下の3つは直結で。

ジッタクリーニング基板では、5V AVDD 3.3V DVDD不要。
スレーブ基板では、3.3Vアイソレータ、3.3V IF、3.3V PLL不要。
 マスタ基板と共有すれば3.3V DVDDも不要。5V AVDDだけでOK。

GNDプレーンも5系統に分離されています。
チップフェライトとかで接続していただきますが、「ここがいいです」の正解は解りません。
パッドは複数個所用意しておきます。
自作DACの醍醐味として、お好みの場所を探ってください。
レジスト削ってここにする!ってトライもお奨めです。


御意見、ご質問、どうぞコメントください。

2月16日:改行とか赤文字とか修正しました。
2月17日:MUTE_H必須ではなく、あった方が望ましいと変更


2014年2月8日土曜日

 asoyaji様がお絵描きしてくださいましたので、タンデム基板とは何者か?
が浸透してきたのではないかと思います。asoyaji様ありがとうございます。
自分ならどんなふうに組もうかと、夢が膨らむことでしょう。

 さて、昨夜musicforest様(たぶん)のご提案により、マスター基板1枚に対してスレーブ基板1枚
としていた制限を撤廃し、

スレーブ基板無限増殖コネクタ(PATPENDING)

を搭載することといたしました。
スタッキングコネクタで、マスタ<->スレーブ<->スレーブ<->スレーブの間を繋いで頂きます
仕様が簡単に変わるのが頒布基板の醍醐味でしょうか?

 マスタ基板の信号ドライバのファンナウト以内なら、スレーブ基板は何枚でも重なります。
何枚まで可能かはデバイス仕様書みれば推測はできますが、現実的にはスレーブ2枚がいいとこ
とは思います。でも、やってみなけりゃわかりません。

スレーブ基板を2枚繋げば各々LchDSD基板、RchDSD基板として鳴らすことが可能です。
この場合、マスタ基板は1個でP2D、あるいは2個デュアルモノでP2Dな構成です。

スレーブ基板DSD、L,R独立構成の最少部品構成は
マスタ基板1枚、生基板1枚、FN1242Aチップ3個で構成できます。
(マスタ基板添付部品の一部を生基板に使うので無駄が出ません)
御免なさい。スレーブLR独立なのだから生基板2枚です。(2月15日更新)

スレーブ基板DSD、L,R独立&DSDパラレルドライブ構成は、
マスタ基板1枚、スレーブ基板何枚でも、チップ何個でも、で、構成できます。


既に希望枚数を宣言しておられる皆様、どうぞ生基板、スレーブ基板追加をご検討ください。

「手持ち無いけどマスタ1枚添付3個付き」ご用命な方も、生基板、スレーブ基板を追加いただいて結構です。
ジッタクリーナ基板はFN1242Aを載せませんので、こちらの追加も歓迎です。


  皆様には希望枚数を挙げていただいておりますが、価格がいか程かも気になるところ思います。

予定価格表です。正式な価格は多少の上下がありますが、数百円内に納めます。

頒布予定価格 全て消費税抜き(2013年度内で済ますので、消費税5%です)

FN1242Aタンデム基板

生基板                    ¥3000-
生基板+秘術PIC1個付き        ¥3300-
スレーブ基板後段載せ PIC無し     ¥3700-
ジッタクリーナ入力段載せ PIC無し    ¥9000-
マスタ基板全部載せ 秘術PIC1個付き  ¥11000-


派生品 IIS24ビット救済兼PCMデュアルモノ化基板

基板+秘術PIC+アイソレータチップのセット ¥2000-
需要があるみたいなので 秘術PIC 1個¥300-(書込み、検査手数料込)


FN1242Aチップ添付用 御一人様 最大3個までの制限 1個¥1000-
2月10日16:46で締切ました。asoyaji様営業所にて告知済みです。
2月10日16:46以前にコメントいただいた方の分は確保済みです。
再開の可能性ゼロではないので、ダメ元での希望は受けます。
ダメ元希望の明記があると助かります。
FN1242Aチップだけでのご提供はありません。


皆様ご自身でご用意いただく部品もございます。

パスコンにはこだわる方もおられると思います。ロジック用、FN1242A用 どちらも添付しません。

I2S入力コネクタ、電源パッド用コネクタ、アナログ取り出しコネクタ、添付しません。
スタッキングコネクタ、ジッタ除去後I2S取り出しコネクタ 添付しません。
コネクタは、金メッキ品とかそうじゃないのとかピンキリなので、ご自身での調達をお願いします。
全て2.54mmピッチです。

定数指定のチップコンデンサ 添付します。
定数指定のチップ抵抗 添付します。
ロジック部品 添付します。

 部品調達困難な方、組み立て困難な方は、正式注文時に申し出ていただければ当方での調達、
組立、検査も代行いたします。


最近asoyaji様営業所では、コメント数が増えて、
最下部の「もっと読み込む。。。」押さないと、ご自分の
書込みが表示されませんのでご注意ください。

ご意見、ご質問どうぞコメントください。

2014年2月4日火曜日

 希望枚数募ってみたならば、、、あらまぁ皆さん欲張りさんですこと(大笑)。
 基板発注、部品発注は今後の作業なので、どーんと受け付けます。
 でも、「やっぱいらね」ってキャンセルは勘弁してくださいね。

仕様について、asoyaji様ブログにコメントしましたが、ここにもまとめます。
頒布価格はまだ定めておりませんが、マスターモードで1万数千円の見込みです。

頒布形態

生基板
生基板+DSDテストプログラムの秘術 書込済PIC
スレーブモード基板     後段載せ(PIC無し)
ジッタークリーニング基板 入力段載せ(PIC無し)
マスタモード基板      全部載せ

派生品
IIS24ビット救済兼PCMデュアルモノ基板 秘術PIC+アイソレータ

派生品のPICは秘術無しの予定でしたが、間違うと大変なので1本化することとしました。


そもそもタンデム基板とは、、

 経緯をお話ししますと、FN1242Aのファイナルテスト(出荷前検査です)のプログラムを10年ほど前にお仕事として私が担当しました。

 半導体業界用語でミックスドシグナルテストといいます。
 2003年の4月に検査工場に納品したので、出荷検査は5月以降に行われたようです。
 FN1242Aには0322と刻印されてますが、2003年第22週に製造されたことを意味します。
 どっかに在庫されてたという最後の放出品も仕入れたのですが、その子も0322でした。
 刻印は樹脂封止工程でなされます。
 0322しか出回っていないということは、僅か1週間しか製造されなかったのですねぇ。
 
 で、テスト行うに当たって1kHzのPCM信号とかDSD信号とかチップに印加するのですが、「テスタの信号生成メモリが不足するようだったらチップにDSD生成させることもできますよ」って話があったんです。 結局メモリは足りたから、その機能は使いませんでした。
 私自身もそんな事すっかり忘れていました。

 昨年、時間が取れたので、何時かやってみようと思っていたFN1242DAC基板でも作ってみるかと腰を上げたのです。
 iModelaで削り出し製作なので、自分用に数枚だけ造るつもりでした。

 1枚目はゼロスキュPLLクロックバッファで大失敗。激しくジッタが乗るんです。
 2枚目はSi5317で大成功。でもなんか物足りない。
 お仕事でプログラムした頃は、その手の制御は当然のようにやっていたので気にもしていませんでしたが仕様書再確認したらIISで24ビットはマイコン必須じゃないですか。
 10年前に書いたテストプログラムは右詰めとDSDでテストだったし。

 で、改版前の仕様書をもらってたことを思い出して、最終のと比較しようとメールアーカイブ探していたら「DSD出せるよ」って、別のメールが残ってたんです。

 鮮明に思い出しました。
 ユーザ(CDプレーヤメーカさん。パイオニアとかLUXMANとか)にさえ非公開って話しも。

 こりゃDSD鳴らしてみなきゃっ!てことで、急遽PickKit3買って、秘術仕込んで、2枚の試作基板で1枚をP2D、1枚をDSD専用で鳴らしてみたんです。
 もう、ぶっ飛んだねぇ。なにこの重厚な音。

 あっこれは世に出さなくちゃ!今こそDSDの時代じゃないか!1242先を行きすぎ!

 工場発注で量産だ!基板頒布だ!で、今に至ります。

 初段でPCM2DSD変換 後段でDSD再生ということで、タンデム基板と命名しました。

 
ご質問、ご感想等コメントいただけますと幸いです。

2014年2月1日土曜日

FN1242Aタンデム基板 派生品のご案内

「PCで音楽」asoyaji様とは水面下でやりとりしていたのですが、
「IIS24ビットモード救済兼PCMデュアルモノ化基板」って在れば欲しい人いますかね?

 マッチポンプな話になりそうでいやなんだけど、FN1242Aのマイコン無し基板ってば、IISでは16ビット以上は斬り捨てられます。
 右詰めなら端子設定で指定できるけど、左詰めとIISはシリアル設定でBIT1がHじゃないと24ビットになりません。デフォルトは16ビットです。
 ちなみに、「お気楽オーディオ」のヒロさんちのは、BIT1=Hにちゃんと制御してるそうです。

 そこに「IIS24ビットモード救済兼PCMデュアルモノ化基板」華麗に登場です。

 電源はPICマイコン側2.5~5.5V、信号側は3.3VをDAC基板から供給。
 アイソレータを介して、ML,MC,MDS,MDL,MDRを出力します。
 MDSはシングル用で、A1とBIT1がHで、24ビット化します。
 MDLは左チップ用で、A1とOM0とBIT1がHで、24ビット化し、左の音だけ出ます。
 MDRは右チップ用で、A1とOM1とBIT1がHで、24ビット化し、右の音だけ出ます。
 MLと、MCは、左右チップ共有です。

 1242のIISってば16ビットしか受け付けないのかよってお怒りな方。

 自作基板で1242のPCMデュアルモノやってみたいけど、マイコン制御はハードル高いなぁと想われてた方。

希望者多数であればタンデム基板と同時期に、工場製基板の発注します。
少数で20枚程であれば、当方魔改造iModela削り出しでご提供いたします。
基板、書込み済みPICマイコン、アイソレータチップのセットで¥2000程でお譲りできるかと思います。

IIS24ビット救済基板の希望者は、「ハンドルネームと希望枚数」をコメント欄へどうぞ。

タンデム基板希望者は、引き続き「PCで音楽」asoyaji様ブログへコメントお願いします。