PIC32-EMZ64のMPU内部PLLで生成したMCLKは低品質なので、外部クロック基板から入力します。ついでにHDMI-I2S端子も付けることにしました。
USBメモリとSD/SDHCカードは排他利用であり、どちらか一方を使います。
USB端子はハブも繋がるので、USBメモリカードアダプタ挟めばフルサイズSDHCも、メモリスティックとかも使えます。
取りあえずの電源はUSB電源でOKですが、高品質なリニア電源繋ぐならピンヘッダ立てるランドが用意してあります。
繋げるDACはFN1242Aでなくとも、フルエンシな音にアップサンプリングされて再生します。
44.1KHzで記録されたホワイトノイズを8Xにアップサンプリングして再生すると、FN1242Aマニュアル 9ページのフィルタ特性が、見事に再現されます。
この図では、横軸1が44.1kHz、2が88.2kHzになります。
20kHz付近でー6dB落ちした、生産当時は世間に受け入れられなかった特性ですね。
この特性な再生音が、ESS9018K2Mといったフルエンシとは無縁なDACから出て来るから面白いモノです。
ESS9018K2Mは8Xにアップして、PCM352.8kHzで動作させた場合にこうなります。
ブログのタイトル通り今更なのかもしれませんが、FN1242Aが大好きな皆様ならば、大歓迎なサウンドと言えます。
この図では、横軸1が44.1kHz、2が88.2kHzになります。
20kHz付近でー6dB落ちした、生産当時は世間に受け入れられなかった特性ですね。
この特性な再生音が、ESS9018K2Mといったフルエンシとは無縁なDACから出て来るから面白いモノです。
ESS9018K2Mは8Xにアップして、PCM352.8kHzで動作させた場合にこうなります。
ブログのタイトル通り今更なのかもしれませんが、FN1242Aが大好きな皆様ならば、大歓迎なサウンドと言えます。
komotanです
返信削除非常に分かりやすい構成図ですね。 よく理解できました。 完成を心待ちにしています。 ありがとうございました。
幾つか質問をさせてください。
返信削除1. このPIC32-EMX64 を使われる理由は何か? 他の組込み型のPICボードでは駄目なのか?
2. デバイス(USBやSDカード)を使うためのソフトはメーカ標準でサポートされていると思うが、Ethernet は使えるようにならないのか?
3. 再生用のプレーヤソフトは何を使われましたか?
4. 使い方で質問・・・ 例えばマスタークロックの出力モードの選択方法はどうするのか? 何かの表示が LCDに出るのでしょうか?
素晴らしい物であるだけに色々と興味は尽きないです。
komotan様
削除ご関心頂きありがとうございます。以下回答になります。
1.コストパフォーマンスに優れていたからです。
私が基板起こしたら、ご提供価格がもっと高価な物になってしまいます。
SDトランス384より、お安く提供したかったのです。
2.FTPライブラリはあるのですが、NFSライブラリの提供が無く、NASに繋がるプログラムは断念しました。
また、ネットワークに繋がるようにすると、MPUの処理が増えて96kHzが限界となりそうです。
3.WAVはフルエンシー補完のオリジナルです。
FLACライブラリは最新の1.31を改変して、フルエンシ補完対応に。
MP3はライセンス料というお布施が要るので非対応です。
4.動作モードはFluencyTXTというコンフィグレーションファイルに書いておくことで変更できます。等倍4倍8倍と、22/24,45/48,90/98を選択。
外部クロック基板上の切替は、ジャンパプラグか自動切替か検討中。
LCD表示は
再生中曲番号/総曲数
再生中ディレクトリ
再生中曲ファイル名
データ幅 16,24,32 チャネル数 1,2 倍率 1X,2X,4X,8X
変換前のビットレート 変換後のサンプリングレート
曲の長さ 秒単位
が表示されます。
5.追加情報 赤外線リモコン対応もすることにしました。
外付けPICで対応します。
はじめまして。
返信削除このプレーヤー大変興味があります。
配布はまだされていないでしょうか?
ナノ様
削除ご関心頂きましてありがとうございます。
先日、長納期部品がようやく入荷しまして、現在出荷の為の準備中です。
出荷時期は7月半ばを予定しておりましたが、8月頭にずれ込みそうです。
仕事が遅くて申し訳ないのですが、もうしばらくお待ちください。
Amazonに出品の予定でして、リリース時には本ブログでも告知いたします。
ありがとうございます。現在、ラズパイ+I2S DACボードですがとても楽しみにしています。
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