2014年3月17日月曜日

 今、一次試作工場基板が組みあがって動作検証中です。
 予定では、今日、量産基板発注 としておりましたが見送りました。

 iModela削り出し試作基板で、見落としていた間違い。ノイズの増加とか、この配置じゃ手半田できないなとか、問題点いっぱい出てきちゃいました。これらを放置して低品質なまま皆様に提供はしたくありません。

 当初予定では、基板+部品セットご注文の上位5名様程度には、量産基板完成3月末で、3月内にお届けな見込みでした。ごめんなさい。検証時間もう少しください。

今判明してるのが、周波数切り替わり時のノイズなのですが、何故、削り出し基板では出なくて、工場基板で出るのかが解らないのです。ポッって音は出てもしょうがないなとしてましたが、ザーとかピュルピュル鳴るようになってしまったのです。

 Si5317のロック具合も工場基板は不安定だったのですが、これは電源に由来するモノと判明しております。ブレッドボードから分配してたら分配点に起因してノイズ発生とかになりました。どうやらかなり、高品質な電源を要求されるみたいです。

 色々な不具合潰して、4月頭に量産基板発注したいと思います。
 上位5名様には4月内にお届けできるかと思います。
 下位の方で、生基板+PICだけをご希望な方もいらっしゃいます。
 こちらも4月内お届けの見込みです。

 で、他の大多数の方の納期見込みですが、部品発注先みたら「納期遅延中」の記述があります。
 注文当時、半分が4月中の予定だったのですが、残全数の発送予定日が5月15日に変ってます。ゴールデンウイーク過ぎてます。連休の楽しみとして予定されてた方ごめんなさい。
 なんでこれが在庫消えたんだか?ディスコンってことではないはずです。
 太平洋の向こう側から来るので、通関通って私に届くのが20日ごろ。
 リフロー実装は20日以降開始になります。出来た分から出荷なので、完成品1号は5月末納期となりそうです。

 並行して、協力者様にお試しリフロー依頼しました。協力者様も、タンデム基板の顧客の御一人です。リフローの単価とか見積もってもらいます。
 手持ち1242リフロー依頼の発送手順とか、判明次第、告知してまいります。

 上位をゲットできて3月中に手にできるかと期待されて居た方々には申し訳ありません。不完全なモノよりは、完璧なモノをお届けしたいと思います。

 その他 ご意見、ご質問とかコメント頂けましたら幸いです。


 どうしても今すぐ欲しいって方おいででしょうか?
 一次試作基板は今手元にあるので、これでもよろしければ何枚かはご提供できます。パスコンは付きません。不具合は付属します。

 正式注文分は量産基板で納品しますので、試作基板は追加の注文でお願いしたいです。
 一次試作基板と量産基板でのちがいは、アナログ電源ピン、ジャンパピン位置の変更であり、スレーブ基板無限増殖コネクタ、四隅の基板固定穴は変わらないのでマスタスレーブ間の互換性はあります。

 ご興味ある方はコメントください。


 一次試作基板ご提供にご応募いただきまして、ありがとうございます。
 48時間経過して3名様ということで、締め切ります。

 モニタ価格として¥7000-(5%消費税別)でご提供致します。
 後程3名様にメール送りますので、条件等ご同意の上返信ください。


43 件のコメント:

  1. > この配置じゃ手半田できないなとか
    リフローじゃないとハンダ出来ないという意味ですか?
    加工すれば手ハンダ出来るレベルであればマスター部品付きで1枚頂きますが。

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  2. 5号 altezzaです。
    PIC付きと取り説入手が可能であれば1枚いきます。

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  3. >この配置じゃ手半田できないなとか、
    これが手ハンダが難しいというレベルで、実際は手ハンダ可能であれば
    PIC付き基板を1枚欲しいです。

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  4. 当方及びたくぼんさんがテストモード試した時も、どうしてもザーちゅるちゅるノイズが消えませんでした。DSD_CLKの作成、ジッタークリーナーなども含めお手上げで、ここが肝だと思っています。なんとかノイズカット頑張ってください。

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    1.  何故iModela基板でノイズ発生に気が付かなかったのか、ようやくわかりました。
       LPF+差動合成繋いでたんで、ノイズがカットされてたみたいです。
       工場基板評価はLPF+差動合成無しで、アナログP側だけアンプ直結で気が付きました。色々試さないと駄目ですね。変な物リリースしなくて済んでよかったです。 解決策何通りか試してみます。
       このアンプにデジタルDSDを33オームで直結したら、これまたスゲー音出ました。DSD生データってPWMみたいな感じで不思議です。


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  5. 半導体計測屋さま

    お世話になります。
    一次試作基板を頒布いただいた5号Altezzaです。
    1つ質問なのですが、ポテンションメータの調整方法を教えていただけますか。

    現在、ほぼパーツは載せ終わり、今一度慎重にハンダ状態の確認を始めようか
    といったところです。

    通電は今週末位ですね。
    正直、あまり一発動作に自信ないです。。

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    1.  ポテンションメータで位相合わせのフィードバック量を調整するのですが、時計で言う7時位置最少、12時位置中間、5時位置最大です。
       BWSELの設定と、入力クロックの絶対周波数、電源品質に依存して、最適位置は変わります。
       Combo384は、案外高精度なクロック出していて、精細レンジだと9時~12時、荒いレンジだと12時~3時位が丁度いいです。

      5時の最大だと、ハンチング起こしてジッタ増える場合があります。荒レンジだとハンチングしないでロックする場合もあり。
      ハンチングしてると、ノイズが出たり出なかったりです。
      これは耳で判断しかないかも。

      7時の最少だと、反転してロックする場合があります。
      反転してロックだと、128FSな176.4とか192の動作でノイズ載っちゃいます。
       少しでも位相がずれてロックしてくれればノイズ出ないのですが、ぴったり合って反転が最悪で、ノイズ発生となります。
      256FSな88.2,96とか512FSな44.1,48は反転してロックでも、全く問題無し。

       私は部品面中央の7404の電源、Si5317右上の74125のGNDで半田溶けてなくて一発勝負に負けました。
       テスター棒で触れた時に、押されて接触してピーって鳴るけど、よく見ると半田付いてないって奴。

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    2. 同じく一次試作基板組のtetuです。中間報告します。

      私もハンダ付けの失敗が2カ所と、あとCombo384な入力コネクタ部でああでもないこうでもないと3日程費やしました。現在は波形見る限りファンクション的には動いていると思います。只、インピーダンス不整合に起因すると思われる反射が大きく音出しは躊躇して数日間ストップしています。音を出すにはメインで鳴らしているDACをバラして手を入れる必要があるのでこの状態でバラしてもまともな音では鳴るまいという気持ちがあります。反射はOUTSLV端子の処でも出ているのですがたどっていくと上流のあちこちで出ていてこの影響が出力に出てきていると思われます。ハンダ付けのミスなのか本質的にインピーダンス整合が取れていないのかは未だ判断出来ません。ポテンショメーターの位置やBWSELの設定はオシロで見る限りほとんど関係ないです。

      ちなみにオリジナルの一次試作基板のままでロジック変更は一切行っていません。構成は1ヶ載せのP2Dシングル。SDTrans384→エレアトP2D基板→タンデム基板→AIT DAC です。今後の予定は先ず波形をもっと押さえ込んでからDACに組み込みという想定です。

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    3. ちょっと上の特性に関する私の見解は保留にします。この基板は中に使っている素子が高速の物ばっかりなのでこれが当たり前で、今迄過去に見ていたなまくらな波形の方が問題有るのかもと言う風な気がしてきました。この基板の中の波形はいずれも1ns位で立ち上がっていてちょっと今迄私が経験してきた日曜電子工作の世界と違うかも知れません。音出しのための改造に着手して音が出て来たら再度報告します。

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    4.  FN1242Aの入力端子を、プローブのGNDをキッチリ取った状態で観測してみてください。ミノ虫クリップ付リードじゃなく、先端にコイル状のGNDピン付ける奴。
       何ら問題の無い波形で信号が入力されているのをご確認いただけると思います。574APWは私の想像以上にいい仕事してくれてます。

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    5. システムに組み込みました。

      問題なく44.1kHzも176.4kHzも再生します。ノイズはありません。波形も問題有りません。バラックで組んだ状態でチェックすると配線系のインダクタンスを拾って色々寄生効果が出ていたようです。今は電源もGNDも手抜きしてないので綺麗な波形になっています。音質に付いては48時間以上経ってからコメントしますが予想とは違う方向かも知れません。

      波形を見るためあっちこっち触っているとジャっとロックが外れて何処かへ行ったきり帰って来ません。30分ぐらい電源を切って放置しておくと戻ってきますが。44.1より176.4の方が戻って来にくいです。一度ロックが掛かってあとは触らずにそっとしておけば安定して再生し続けます。リセットSW が欲しいところです。あと、LOLからLEDを点灯するようにして欲しいです。

      fsが異なるとシステムクロックがアンロックから復帰しにくいと言うことはレーシングでしょうからとっとと推奨の改造を実施しようと思います。

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    6.  FS変ってアンロックから復帰しないのは、11番(2番)ピンにMUTE_H入れることでロックアウト時間を短縮できます。
       Combo384はデフォルトで出してます。
      MUTE_H信号入れなくても動作はするけど、、、な感じです。

      リセットSW付けるならMUTE_H端子にハイアクティブで入れてください。

      LOLはFN1242AのMUTE端子に繋がってます。
      無音=アンロックな動作です。

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    7.  推奨の改造でございますが、インバータ入れたらSi5317のINCDEC入れ替えてください。何かおかしいでずっと悩んでたんですが、やっと判りました。
       再生の仕方によって、MUTE_Hって入れない方がいい場面がある事が判りましたので、有効無効ジャンパ追加することにしました。
       FSを頻繁に切り替えて再生する場合は有り。ずっと同じFSなら無しの方がポップノイズ少ないです。

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  6. INC/DEC入れ替え実施しました。
    やっとDSDらしいまともな音が出て来ました。ずーっとまともな音じゃないなぁ、と悩んでいました。音質の感想を正直に書けば営業妨害になるので、このまま知らん振りしてフェードアウトしてしまおうかなと真面目に考えていました^^;
    この修正でやっと魂の入った音が出て来たのでスタート点に立てます。

    ところでロックし難い件、ロックが外れる件はこれやMUTE_Hとは別問題で、JC部とMST部の相対的GNDレベルがふらつくのが原因でした。初期の段階でレギュレータをオンボードから追い出す仕様変更が実施されたのでレギュレータは外部になるわけですが、そのGNDと基板間のインピーダンスを考慮しないとおかしな事になります。最終的にはシングルのP2Dであってもトランス3台をあてがってやれば解決する問題ですが、現時点レギュレータと基板の間にGNDループが発生するのは承知の上でJC部とMST部のGNDをファインメットビーズで連結してしまいました。これで取り敢えずは安定しました。

    もひとつところで、DSD256(11MHz)は問題ないのですが、DSD128(5.6MHz)ではSPに耳をくっつけて聴いてみると一貫してジュルジュルというノイズが音楽信号に重畳しています。無音部分では出なくて信号に同期して出ます。私はDSDは11MHzと22MHzしか普段聴いていなくて、5.6MHzで鳴らしたことがほとんど無いのでこれが普通なのかどうかは分かりません。気にしないという選択肢も無いことはないですが、スプリアス妨害が可聴帯域まで影響を与えていると言うような問題であれば技術的課題ではあります。

    というような訳で、改めて色々なソースをこれから聞き直してみます。

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  7. インバータ追加改造後のINC/DEC入替は、必須作業であり重篤な間違いでした。
    まともな音でて良かったです。
    >DSD128(5.6MHz)ではジュルジュルノイズ
     これって441PCMを元に、前段のFN1242Aが生成したDSD128を、FN1242AでDA変換して聞いたのでしょうか?
     それともAIT DACの再生音?

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    1. 441PCMをソースにして前段FN1242Aが生成したDSD128をAIT DACで鳴らした再生音です。AIT DAC はバリバリ改造してあります。

      DSDは3年前から聴いていますが、この種のノイズは初めてです。AIT DAC はDSD512でも全く問題なく再生出来ます。

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    2.  DSD生データを簡単LPFでOPAMPに喰わせると、ジュルジュルノイズが聞こえます。方形波だからスプリアスが低域まで降りてきていて、簡単LPFでは取り切れない訳ですが、そんなノイズが出てるのかと想像します。

       生成DSDって、PCM入力の位相と無関係に出てきます。
       PCMのBCLK入力に完全同期なら助かったのですが、FN1242Aの仕様です。曲が変わる度に位相が変わります。スゲーめんどくさいの。
       それが原因でザーなノイズが出たり出なかったりだったのですが、後段をFN1242Aでの再生では全く問題ありません。そんな回路に工夫しました。
       インバータで反転したMCLKで、BCLKを切り直してから2逓倍して、再度切り直してからFN1242Aに印加です。
       FN1242Aでは、DSDデータをDSDCLKの立下りで取り込むと規定されてるだけです。
       AIT の場合はDSDデータとDSDCLKに厳密な位相の規定があるのではないでしょうか?
       生成DSD128をAITで再生では必ずジュルジュルではなく、出たり出なかったりだと思います。、
       生成DSD256だと、DSDデータとDSDCLKの位相がズレないからジュルジュルノイズが出ないって事に。

       ジッタクリーニング基板として使用した場合は、生成DSDは鳴らせませんが、入力されたPCM/DSDをSi5317クロックで切り直して出してるだけなので、ジュルジュル発生にはならないです。

       AIT DACって貸出機にはCombo384入ってるんですね。あら、こちら様もと思ったのでした。

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    3. 必ず誤解する人が出て来るので、事実関係を追記しておきますね。

      DSD64(2.8MHz)のdiff ファイルとDSD128(5.6MHz)のdiff ファイルを見つけて来てそれぞれ AIT DACに直接食わせてDSD再生の確認をしてみました。どちらのファイル再生の場合でもジュルジュルノイズ(ジリジリの方が近いかな)は出ません。

      このジリジリノイズ問題はFN1242AでDSDデータ生成して、それをAIT DACに食わせたケース限定の話題です。お間違えないように。

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    4. tetuさん
      貴重なレポート有難うございます。 当方もAIT DACを使っているのでノイズが改善されれば素晴らしいのですが。。。
      ところでP2D変換ですがエレアト基板と音の雰囲気に違いはありますでしょうか?

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    5. tetu様
       DSDCLKの接続配線に、47~100オームぐらいのダンピング抵抗を直列に入れてみてください。
       タンデム基板出力端子近くか、DAC入力端子近くの両方お試しください。

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    6. OUTSLV1 直近に100Ω入れましたが変化ありませんね。
      ちなみに、100Ω入れないでタンデム基板入力にDSD64のdiff及びDSD128のdiff
      を入れるとスルーモードでOUTSLV1 コネクターからDSDが出て来ますがこれをAIT DACに食わせるとノイズはありません。この場合も574APWでリクロックして出してくる訳ですから、波形品質はPCMを入れた場合と同じですね。これでノイズ出てないと言うことはDACとの関係ではなくてタンデム基板の処理自身が原因と見るべきでしょうね。
      2逓倍のPLLが臭くありませんか?当てずっぽうですけど(笑)

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    7.  DSDスルー出力OKなら波形品質は問題ないですね。
       DSD64の方が、DSD128より低い帯域までスプリアス出ます。これが回り込むかとダンピングすればと思いましたがNGなんですね。

       FN1242AのDSD入力仕様が、「DSDCLK立下りで取り込み」と通常の逆であるのは周知の事実ですが、、、これを他所のDACに喰わせるとお腹壊すって事でしょうか。

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    8. 5.6MHzでは1周期178nsもあるのでDSDCLK立下りも立ち上がりも関係ないと思いますが、
      この問題は後続の報告が有るまでペンディングにしましょう。私以外に再現事例がないのでは厳しい。ハンダ付けが100%完全に出来ているか私も未だ確信は無いですし。最悪うーんと後から再現事例が出て来たとしても、外部DACは各自自分で対応しろと言うことで。

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    9. ノイズ問題解決しました。

      MSTCN1,MSTCN2からSLVJ1〜5への信号線、必要以上に波形が急峻なのでここにダンピング抵抗150Ωを咬ませてオーバーシュートをなくしました。これでノイズ無くなりました。前段に関してはsysclkももっと鈍らせて良いのですが未だこれには入れていません。今度バラした時ここにも入れるつもりです。

      DSD256(11MHz)をタンデム基板の頭から食わせてやればそのままDSD256信号出してくるんですね。これをAIT DACに食わせてやると、この音が素晴らしい。直にDSD256をAIT DACに食わせるより遙かに素晴らしい。タンデム基板でクリーニングするんですかね?スルーモードなのにどうも不思議です。私のDACはES9018に入る直前でmclkもdclkもSi5317でジッタクリーニングしているので上流のクロック品質は無関係という建前なんですが。予想が大幅に狂いました。

      タンデム基板でP2D変換した音も可成り良いのですが、周波数特性に若干の癖があります。クラッシックには効果的な良い癖ですけど。
      面白いのはDSDをタンデム基板をスルーモードで通してからDACに入れてやると上記の癖が無くなって素晴らしいオーソドックスなバランスと音質で再生します。

      私に取って収穫だったのは、エレアトのP2D基板を通して、44.1 pcm → DSD256 → タンデム基板スルーモード → AIT DACという鳴らし方をした場合更に陶然とする様な鳴り方になることです。

      この基板は無茶苦茶飼い慣らすのが難しいですがちゃんと完成すれば恐ろしく上等な物だと思います。最初頒布の値段を聞いた時ぼったくりではないか、と思いましたが現物を見てみるとその格調の高さに恐れ入りました。運良くこれを所有する機会に恵まれた皆さんはその幸運を噛みしめる事になるでありましょう。
      只、手ハンダで挑戦する人には激しい試練が待ち受けています。オシロがなければ問題発見すら困難でしょう。健闘を祈ります。

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  8. BWSEL設定用のジャンパーピンは説明書の"H","L"が逆ですね。パターンを見れば分かる話ですが。

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  9. DSD512に対応するかどうかと言う件はどういう方向になりましたでしょうか?

    試作基板で45MHzをジッタクリーニング出来る様に改造してジッタクリーニング基板の部分を通して聴いていますが、矢張りDSD512でジッタクリーニングされた音というのは圧倒的に次元が異なる素晴らしさです。未だ間に合うなら、ジャンパーピン使ってでも22/24MHzと45/49MHz双方に対応できるようにして頂ければ応用範囲がうんと拡がると思います。しかもこの部分はFN1242Aが無くても動作する部分なのでディスコンの憂いからもFreeです。

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    1.  DSD512対応は22/24では不可能なので、45/49も喰わせられるようにします。
       これは、ジャンパ切替式の方向で進めてます。4条件対応ロジック回路の搭載面積確保できませんでした。

       なんかタンデム基板式ジッタークリーニング回路は私の想像以上の仕事っぷりみたいですね。
       ES9018はマスタクロックとBitCLKしかジッタ除去しないので、全ての信号のジッタ除去は圧倒的効果を発揮な訳ですね。
       ES9018も綺麗な信号喰わせてやれば、ジッタ除去な余計な仕事もしなくて済むので余計な電力も消費せず、素直にいい音奏でるのでしょう。

       皆様の期待が益々高まったわけで、いい仕事したいと思います。

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    2. 純粋にデジタルの部分が変わっただけなのに何故変わるのか最初は不思議でしたが、

      > 余計な仕事もしなくて済むので余計な電力も消費せず、素直にいい音奏でる

      これでしょうね。クロックだけに気を取られていてデータの方を見過ごしているとバイポーラアクションとか起こしていてLSIが理想的な仕事をしていないんでしょう。DAPの部分だからと油断していると、この悪影響がDAC迄到達して変な仕事をすると言うことでしょうね。今回ジリジリノイズに関連して経験したんですが、FN1242Aをスルーモードで動かしているにも関わらず、チンチンに焼けて瞬間的に触わっただけで火傷しました。アナログ電源 3.3V,5Vに関わらずそうでしたから、はぁ、と思って入力のオーバーシュートを綺麗にしてやったらノイズが消えて、発熱も無くなりました。

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    3.  供給元のUDAとかP2Dって、PCM信号出力にシリーズに47オーム入ってますかね?
       Combo384はシリーズに47オーム入ってるので、アイソレータへの入力段階で激しくオーバーシュートに成らずに済み、157の出力も問題無いです。
       火傷するほど温度上昇しても、壊れなかったのはよかったですね。

       DSD512対応させると441鳴らなくなっちゃうからどうしたもんかなぁと思ってたのですが、デジットキットのSRC4192A買って組んでCombo384とタンデム基板の間に入れました。
       SRC4192A無いと441でDSD128でしたが、DSD512で出ます。
       もうね、DSD128に戻れなくなりましたよ。DSD64なんて、ナニコレな耳になってしまった。
       これはいい買い物しました。もうね、tetu様の仰る通り。
       45/49MHzなDSD512対応しなきゃもったいないと確信しました。

       256FSで384kHz喰わせれば、DSD1024出るですが、これはさすがにノイズだらけでちゃんと再生できませんでした。残念。

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  10. エレアトP2D基板は確か47Ω入っていました。既に150Ωに変えてあるので正確には値が幾つだったか忘れましたが。タンデム基板も33Ωと47Ωは全て150Ωに変えてしまいました。それ以外にも例えばアイソレータの出力側に100Ωとか574APWの入力直前に150Ωとか波形見ながら合わせ込んでます。DACのクロックは急峻性は必要条件と考えていますが、DAPについてはオーバーシュートの方が良くないと見なしています。

    エレアトP2D基板は44.1PCMを食わせるとmclk=22MHzでDSD256に変換します。88.2〜192PCMを食わせるとSPALTAN6がmclk=44MHzにオーバークロックしてDSD512に変換します。(クロック系統に従って22MHzと24MHz)
    従って88.2以上の時はSi5317さえ適応させればタンデムのジッタ基板にそのまま食わせてやればジッタクリーニングされたDSD512を取得できることになります。私のDSD512に対する音質の感想はこれです。

    一方、P2D基板はPCMを食わせてそのままスルーでPCMを出力させるモードがあって(これは普通使う人は居ないはずですがw)、44.1PCMの時はこれをタンデム基板にP2D変換させてDSD128を得る事が出来ます。私が最初に音質感想を述べたのはこれです。

    さて、P2D基板のこのPCMスルーモードで88.1以上のPCMを入れるとどうなるかと言うとmclk=22MHz,24MHzのままでそれ以外の信号を出してくるのでタンデム基板にそのまま食わせると受け付けません。一方P2D基板には22/24を4逓倍してクロック信号を出してくれる端子があるのでこの信号を2分周してやればタンデム基板に食わせることが出来ると思うのが素人の浅ましさで、これを試して見ましたがさすがSPALTAN6、使い物にならない波形を出してきます。ですからFN1242Aを使ったDSD512の音は私は未だ経験しておりません。

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    1.  タンデム基板にPCM88.1~192を、22/24ならばDSD256、45/49で喰わせればDSD512で鳴る訳ですが、タンデムが生成した256は聞いたけど、512は未経験ということですね。

       ジャンパ差替式ではありますが、22/24、45/49、90/98に対応できて、Si5317が各周波数にロックすること確認できました。
       ジッタ載りまくりの2逓倍、4逓倍PLLクロックを、スカッとFFT1本立ちに削ぎ落とします。441系48系自動切替機能はそのまま生きてます。

       22/24だけの対応では勿体無い事を痛感いたしました。
       DSD512な超ぶっ飛びサウンド奏でてます。

       来週基板発注します。量産基板完成は連休明けての5月16日の予定です。
       長納期部品集結時期と合致します。

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  11. あ、間違ってましたね。

    無改造のタンデムにmclk=22/24でPCM食わせる話、
    無改造のジッタ基板にmclk=22/24でDSD食わせる話、
    Si5317を45/49に改造したタンデム基板にmclk=45/49でPCM食わせる話、
    Si5317を45/49に改造したジッタ基板にmclk=45/49でDSD食わせる話、
    しかもエレアトP2D基板はPCM441/48とPCM88.1~192でmclkが変わる話
    タンデムはdclk切替をbclkを使ってやる話、ジッタ基板は切替をやらない話

    を背景にしてごった混ぜで話しているので、読む方も大混乱するでしょうからこれで止めておきましょう。

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    1.  22,24,45,49,90,98のうち、JCJP4設定の自動切替で二つ選べるとしたら、どの組み合わせが欲しい機能でしょうか?
       現状の回路では、自動切替は 22/24 45/49 90/98 45/98 22/45 の選択が可能です。
       22/49 22/98 もあったほうが望ましいでしょうか?
       需要が無い回路組み込んでも無意味なので、是非リクエストください。
       対応可能であれば組み込みます。

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    2. 私は 22/45 があれば充分です。22MHz系列しか使用しないので私は特殊なんですが。

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    3. 確認です。

      >4条件対応ロジック回路の搭載面積確保できませんでした。

      と言う話でしたが最終的には自動切り替えロジック組んで、PLLも4逓倍を自動的に選べると言うことでしょうか?

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  12.  マスタクロック自動切り替えロジックは、4条件はやっぱり載らなくて、2条件選択です。
     内訳は22/24 45/49 90/98 22/45はジャンパプラグで、45/98はジャンパワイヤで無理矢理繋ぐ感じであらかじめ設定します。
     
     PLL4逓倍って機能は無く、マスタクロック周波数は上記の組み合わせなら受け付けるって事です。
     以前の22/24限定での自動切替より大分マシになったと思いますが、いかがなもんでしょう?

     XMOS評価基板+外部4逓倍PLL+SRC4192Aだと45/98になるのでプラグ1個の手動切替で済みます(FSLED出力端子無いので)。全てDSD512で再生

     Combo384だけだと22/24の自動切替 44.1,48でDSD128再生、88.2,96,176.4,192でDSD256再生
     Combo384+外部2逓倍PLL+SRC4192Aだと45/49で自動切替全てDSD512で再生
     Combo384+外部4逓倍PLL+SRC4192Aだと90/98で自動切替全てDSD512で再生

     45/49より90/98の方がいい音で鳴るけど、3.3V電源電流500mA越えます。

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    1. 4逓倍PLLというのはマスターCLK用に外部に追加と言うことですね。
      44.1入力でDSD512をどうやって鳴らすんだろうと思いましたがSRC4192AでDataを弄ってしまうんですか?それってFN1242Aがせっかくフルエンシー補完という新方式で補間するのに4192Aで古典的な補間やったら被ってしまって訳わかめ状態になりませんか?

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    2. >4逓倍PLLというのはマスターCLK用に外部に追加
       私の開発環境では45,49,90,98入れてやる手段は逓倍PLLしか無いものですから。

      >訳わかめ状態になりませんか?
       これがね、実に面白い結果となります。
       441を即時にDSD512ってやりたければこの手段になるのですが、他の補完フィルタが間に入るとフルエンシの特徴は消え去ります。
       この事象は随分前に、お気楽オーディオさんが指摘してたらしいです。
       なんでこうなっちゃうのか理屈は判りません。

       JEITAのCDプレイヤーテストディスクのホワイトノイズ再生では20~16kHzがフラット、16k~28kがすっぽり抜けて、28k~35kがだら下がりになります。
       この28k以上の超高域のだら下がりがフルエンシの特徴で、他のDACでは再生されない帯域なのですが、 PCM再生も、生成DSD再生でも4192咬ませると超高域のだら下がりが消えます。

       FN1242は、サイン波喰わせると高域は崩れたサイン波出してきて、振幅も痩せてくるのですが、これが超高域だら下がりのいいオカズになるんでしょうね。皆が惚れた音の秘密はここにあると解釈しました。20k超なスーパーツイータ鳴らし切る音です。デジタルオーディオ時代にスーパーツイータは不要と思ってましたが、FN1242Aは例外ですね。

       4192咬ませて441->176.4すると、高域でも振幅やせずに綺麗なサイン波形出してきます。こっちの音も魅力あります。でも、超高域はばっさりカットなスーパーツイータ要らない音になっちゃいます。

       まぁ、テストベンチでテストCD再生するのはオーディオでは無いので、SRC4192Aもあれば面白いなって話に帰結します。

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    3. >16k~28kがすっぽり抜けて
      このすっぽり抜けるのは、JEITAディスクをWMAにリッピングしたからでした。
      WAVにリッピングしたら綺麗に16kHz~35kHzまでだら下がりになりました。
      こんなはずないよなぁと思ってたのですが、WMAって不可逆圧縮なのですね。

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  13. 一番最初に音出ししたのは44.1をFN1242AでDSD変換してDSD128で聴いたのですが、この時のファーストインプレッションの癖という理由が何となく分かりました。
    中高域が若干薄くなってその上の帯域は十分に伸びてるので相対的に高域の聴感は華やかになります。一方ジッタクリーナ基板の影響で低域は豊かに深く鳴るのですが、これが高域の癖とバランスして高域の弦などは艶やかにトロッとした味が出て来ます。クラッシックには良い傾向の鳴り方なんですがどこか私にはあざといバランスだなという感覚が残っていました。

    ボーカルを聴くと高域の癖は私には明らかに情報の欠落と感じられました。

    ただし、帯域バランスの問題は部屋がらみSPがらみでどうにでも変化するパラメータなので、本質的には調整で解決する問題ですから、あくまでも上記の話は相対的なものです。

    突然話変わって、40年程昔ですが五味 康祐が『カートリッジを選ぶ時に大事なのは過渡特性の良い音だ』と言っておりましたが、私見ではデジタルオーディオに残された課題はこの五味一刀歳の所謂過渡特性の問題だけだと思っていて、フルエンシー補完がその鳥羽口になるのではと思っておりましたが、第一印象では全く逆の印象だったのですが、帯域バランスの問題を差し引いてから一考する余地はあるかなと思い直している次第です。

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    1.  過渡特性って、要はスルーレートのことですよね。XXXV/μSECとかの。
       DACの良し悪しはチップ内部の出力段のアナログアンプのスルーレートに激しく依存するのだなぁと判ってきました。
       FN1242Aをパラレルで鳴らすのって、どんなメリット有るのか疑問だったのですが、パラにするとドライブインピーダンス下がってスルーレート向上するんですね。
       なるほど、そりゃ良く鳴りそうです。納得です。

       DACに入れるデータは、16ビットで最大0dB=32767のコードなのに、VUメータで+10dBとか出るのが疑問だったのですが、音楽再生だとアナログ出力がオーバシュートしまくりで、簡単に0dBを越えるのだなって事も理解しました。
       ぇぇ、半導体計測のお仕事では使うのはサイン波形なもので、0dB入れたら0dBしか出ないんですよ。
       あっ、これが出力段アンプによる音色の違いなのだなと。
       差動合成のOpAMP変えると音が変わるの当り前ですね。
       デバイスによってスルーレート特製違うんだもの。
       オーバーシュートというオカズの載り方が全然違ってきます。
       LPFの構成でも過渡特性、スルーレートは変わりますし、位相特性も変わりますから、オーディオってのは自分好みの音への道のりは険しいものです。

       FN1242をパラレルにするとスルーレート変って音が良く鳴るのか、悪化するのかって話ですが、FN1242Aってすごい出鱈目で、同じタイミングで二つの1242に、同じPCM入れてるのに、生成DSD出力の位相がバラバラなんです。曲が切り替わる度に2つのチップで前後が入れ変わります。マスタクロック8発分ぐらい変わります。
       アナログ出力もずれてるのだろうけど、測定範囲外だし耳で聞いて判るものでもないから気にしなくていいのでしょうが、厳密にはずれてるのは間違いないし、ずれない場合もあります。
       これがFN1242Aパラレルドライブの音に、賛否分かれるところなのかって気がします。パラレル接続構成だと、「再生の度に何となく違う」ことに気が付く人がいるかもしれません。
       この理屈としては、FN1242Aの出鱈目な出力タイミングに依存するって事です。

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    2. res書いていて長くなり自分でもめんどくさくなってきたので一度破棄し、過渡特性の方はスルーとしますw

      後半に付いても起承転を省いて、
      > 同じタイミングで二つの1242に、同じPCM入れてるのに、生成DSD・・
      1年か2年前ですがAITの角田さんがES9018でDSD再生する時について、同じ事を言っていたと思います。(最近耄碌してきたので多分という注釈付きですが同じ趣旨だった)だから1242の特殊事情というよりDSDの仕様じゃないでしょうか。
      ES9018でDSD再生しながらFFTの波形見てるとノイズフロアがPCMよりDSDの方が上がってきますが、このレベルも同じように気まぐれです。
      このことを知っているためDSD512の時には「再生の度に何となく違う」事に気付くことが稀にあります。その時はおもむろにSDカードを一度抜いて差し直しています。(トラポ=SDTrans384) DSD256以下ではそもそも気付きません。DSD512はそれぐらいシビアに鳴ると言うことなんですけどね。

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    3. >その時はおもむろにSDカードを一度抜いて差し直して
      LPレコードの盤面の埃を拭き直す行為と思えば、まぁ楽しみ方の一つなのかと。

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