2014年3月25日火曜日

 生成DSD再生時のザーザーちゅるちゅるノイズ克服しました。

 排他的搭載抵抗追加で対処します。マスタはこっち、スレーブはこっちって感じです。だからマスタ基板には全部載せって言ってたけど部品全部載らないです。
 パスコン搭載位置と、どう折り合い付けるか悩みどころですが、回路は決まりました。

 でもね、解決策いろいろ試してるうちに、もっとすごい事に気が付きました。
 48MHz入れたら出てきたんです。
 DSD512の更に上を行く、DSD557が出せることが判明しました。
 176.4kHzはDSD512、192kHzはDSD557が出てきます。もう大迫力。
 DSD278スゲーって昨年末の印象でしたがDSD557は更に更に上を行きます。
 超ぶっ飛びサウンドと命名。

 ただし、FN1242Aの動作保証外での出力なのです。
 176.4kHzと192kHzは192FSがリミットで、256FSは×になってます。これはSCLK上限が40MHzだからみたいです。

 さて、DSD557に方向転換となると、問題出てきます。

 SCLK上限超えて入力なので、電力消費も動作温度も上昇します。
 FN1242Aの寿命に影響するのかもしれませんし、無いのかもしれません。

 部品数はほとんど変わらないので価格は変わりません。

 あと、問題はSi5317の切替ロジックをうまい事作り出せるか?
 2倍になったクロックで、上手くロックするのか?
 今は、Si5317無しでDSD557鳴らしてます。これがうまく行かなかったらお手上げです。

 4月末に数名様分の基板+部品セットリリースのお約束は撤回となります。
 回路変更と、検証の手間が増えちゃうんです。
 5月中、部品セットリリース、5月末リフロー基板リリースなスケジュールになりそうです。

 皆様の御意見伺って、方針決めたいと思います。
 DSD557なんか追求しなくていいよって事なら4月頭に量産基板発注します。
 現状の最大192->DSD278仕様です。
 
 ご意見、ご質問、コメントいただけましたら幸いです。

 今日までで、134名様からご注文書いただいております。ありがとうございます。
 リフロー実装の方は、お見積りの回答まだいただいておりません。
 リフローの受付はもうしばらくお待ちください。
 

29 件のコメント:

  1. 極限回路を希望します。
    いいねぇ557!
    正式な回路図そろそろ公開してほしいです。
    大体は分かりますけどね。

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  2. tetuです。

    どうしても今すぐ欲しいって方3名様分のお約束は撤回しないで下さいね^^

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    1. お待たせしております。
      今夜発送の見込みです。

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    2. 恐悦至極です。

      原寸レベルや拡大寸法で色々プリントアウトして作戦を練っていますが、シングルのインバータやバッファを密集地帯に入れ込まないといけないので手ハンダは超難関レベルだと思います。最初は1日で仕上げるつもりで居ましたが、多分トラブル込みで1週間近く掛かるのではと日程予測を大幅に下方修正しております。完成後の性能予測は最高レベルです。

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  3. DSD557,楽しみに待ちます。

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  4. 名無しの健2014年3月25日 21:28

    DSD557、期待致します。
    壊れるとなると…どうなんでしょう。ディスコンチップですし…。

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  5. 磯鵜です。

    基板のサイズを2倍化するのは、駄目でしょうか…。
    クレジットカードサイズである必要は全然ないので。

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  6. Kameです。

    基板サイズの変更について大賛成です。縦横2倍以上に広げたら我々アマチュアでも手を入れ易くなるのではないでしょうか?。”超ぶっ飛びサウンド”には大いに期待しますが、これだけでケースに組み込んで製品化するわけでないので、手ハンダがむずかしい基板サイズでは配布するプロジェクトの意味がないのではないでしょうか。

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  7. Komotanです
     基盤サイズ変更に賛成します。
     ただし、超ぶっ飛びサウンドには必ずしも賛成ではありません。
     オプションとするべきでしょう。

    以上

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  8. ↑の二人はなぜリフローにしなかったのでしょうか?なぜ発注段階に来て今更言いだすのでしょうか?空気読めてますか?
    時々お子さまみたいなコメントが目に付きますが、あまり半導体計測屋様を困らせないで下さい、ちなみにサイズを小さくすることも音質を追及する上で重要と思いますよ。

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    1. 量産試作まで進んだ段階で設計変更を要求するのは確かにずうずうしいと思いますが、わざわざ喧嘩売るような書き方をするのが「空気が読めてる」とはとても思えません。
      もう少し言葉を選んだほうがいいんじゃないでしょうか。

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  9. ノイズ撲滅よかったですね!お疲れ様でした。

    DSD557ですが、そもそもの音源は、最大192kHz、たいていは44.1kHzです。P2Dで557倍まで周波数上げても果たしてどこまで音がよくなるのか私にはわかりません。こればかりは聴いてみるしかありませんが、それは無理なので、それほど効果があるのなら半導体計測屋さんにお任せしたいと思います。ただし納期が遅れるのはガッカリです。もう待ちきれない人も多いのではないでしょうか。ニンジン早く食べたいです。
    ところで半導体計測屋さんはどのDACチップで確認されておられるのですか?

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  10. Kosakkです。
    今回まずは、P2D変換で所有DACで楽しみ、その後にスレーブ基板DACで、さらに、しゃぶりつくしたいと考えております。 所有DACは、DSD278が、リミットなのですが、DSD557仕様になった場合、P2D変換で、MAXで、DSD278にオプションとして設定はできますでしょうか? 何らかの形で、バリエーションがあれば、良いかと思います。

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  11. DSD557を待ちます。 と言っても、 PCM 192KHz音源は少ししか持っていません。
    アナログ・レコードを録音すれば作れますが、意味があるか?
    DSD256ではまだ大沢式カートリッジで再生したアナログに勝てないので、やってみたいと思います。

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  12. 私の再生環境として用意してるのは、RaspyFi入れたRaspberyPi512MB+Combo384。自作トロイダルトランス電源に繋いだプレクのPremium2でリッピングした441音源。
    e-Onkyoとかmoraで買ったハイレゾ。
    DACとして用意してるのはFN1242Aに出荷検査回路仕様なNJM2114+LPFです。
    DAC電源もトロイダルトランスなリニアレギュ電源です。
    Foobar2000だとDSDPCMの混在連続再生できないからRaspyFi最強です。
    なにより¥5000でお釣りな安さだし。

    皆様にお聞きしたいのですが、エレアトP2Dって、
    176.4kHzがDSD512で出るのは解りますが、192kHzもDSD512で出るのですか?

    私は11.2896MHzなDSDはDSD256、22.5792MHzはDSD512と理解してます。
    ハイレゾ音源として流通してない24.576MHzなDSDはDSD557としましたが、あってます?

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  13. P2Dでも出ます。
    176.4KHzだと22.5792MHz(44.1K系DSD512)になります。
    192KHzだと24.576MHz(48K系DSD512)になります。
    DSD557というのは44.1K系で557逓倍の計算になるのですが44.1K系を入れても557倍にはならないので、DSD557(24.576MHz)は48K系のDSD512とした方がよいのではないのでしょうか。

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    1. 了解です。P2D基板も192->24.576なのですね。
      48K系DSD512なハイレゾ音源が流通してないのは理由があるの?
      私が見落としてるだけ?

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  14. P2Dは匿名さんのとおりです。48kHz系は11.2896MHzもしくは22.6MHzなので、192kHzもDSD512になるでしょう。

    そもそも44.1KHzだけでいいのに、48kHzがあるのが面倒ですね。恐らく、CDは44.1Khzでしたが、映像系が48kHzだったので、DVD-Aも48Khz系でしたし、その流れを受けたハイレゾ音源も48Khz系の96KHz、192kHzになったのでしょう。44.1kHz系の176.4kHz音源はたまに見ますがほとんどありませんね。これが世の中の趨勢ですから仕方ありません。

    FN1242AのP2Dはそんな世間の事情など関係ないので、真面目に44.1kHz系でDSD557も出すんですね。

    このせいでクロックを11.2896MHz系と12,288MHz系と二つ切り替えて使わないといけないので、回路が複雑になり、余計なロジックICやマイコンが必要になり、シンプルさが失われて、音質の低下にも影響しているので迷惑な話です。

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  15. こんばんは。HEXと申します。
    (まだ注文していません。週末のうちに発注します。何を何個買おうとか、リフローの値段確定しないかなぁとか迷っていたもので…)

    質問なのですが、マスター基板、スレーブ基板の消費電流ってどの程度になるでしょうか?
    現在電源トランスの選定を行っているのですが、どのぐらいの容量で買ったらいいものか悩んでいます。

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    1. 192PCM>96PCM>441PCM>DSD64で減るのは確認してましたが数値は測ってませんでした。今度測定しておきます。
      スレーブはDSDしか鳴らさないからマスタと比べると結構少なめです。

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    2. 測ってみました。
      マスタ基板の3.3V系だけですが、
      前段に441PCM、後段で生成DSD128の再生中で260mAでした。
      Si5317が大飯喰らいで、200mA以上消費します。
      FN1242A自身は意外と省エネでした。

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    3. 返答ありがとうございました。
      気付くのが遅れてお礼を申し上げるのが遅くなりました。

      上記の書き込みは「マスタ基板3.3V系の消費電流は全体で260mA、そのうちジッタクリーナで200mA消費」という意味であっているでしょうか?
      5Vの消費電流が不明なのでイマイチどのぐらいの規模の電源を用意すればいいかがつかみづらいですね…

      半導体計測屋さんは何Aの電源を使って試験しているのでしょうか?
      よろしければお教え下さい。

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    4.  アナログ5Vは微小電流しか流れないので気にしてなかったのですが、測ったら1個10mAって感じです。3個動かしたら30mAってことです。

       私の電源は50VAなトロイダルです。RS品番671-9090
       AC12Vから+5V,+3.3V、+-9V出してます。
      もっと小さいのでもよかったと思います。
       レギュレータはLM337とか、LT1085とか使ってます。

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    5. 返答有難うございます。
      3.3V系はマスター基板が300mA、スレーブでFN1242A4枚の20mA×4で合計380mA。5V系がFN1242Aを6枚で10mA×6で60mA。
      合計で500mAも行かないですし、余裕を見て1Aも流せれば十分そうですね。
      これで電源の設計ができそうです。どうもありがとうございました。

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  16. adxです。お世話になります。
    排他的搭載抵抗追加の対処により「マスタ基板には部品全部載らない」との事ですが、
    マスタ基板のみで2014年2月24日月曜日のブログに記載された
    「マスタ基板1枚と、FN1242Aが2個でできること」
    ・前段レフトPCM/DSDシングル 後段ライトDSDシングル
    に変更はありませんでしょうか?
    ※「マスタ基板には部品全部載らない」事でどのような影響が発生するのかよく分からないでいます。ひょっとして注文内容に変更が必要になる事を心配しております。

    よろしくお願いします。

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    1. 「マスタ基板1枚と、FN1242Aが2個でできること」
      に変更はありません。
       マスタは全ての部品載る設計だったのですが、マスタに載らない部品もある設計になったのです。
       抵抗をどっちに付けるか?でマスタ用信号経路と、スレーブ用信号経路を選択って具合です。この抵抗は添付して、ご自身でつけてもらおうと思ってるのですがどうでしょうかね? 1608ですが。

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  17. こんばんはHEXです。

    昨日9:31分に注文を飛ばしたのですが、届いているでしょうか?
    特に送信失敗の通知はなかったので届いていると思うのですが…
    届いていない場合は連絡ください。消費税は8%で結構です。

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  18. ノイズの問題が解決したということは
    そろそろ回路図は公開されるのでしょうか?

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    1.  回路図は人が見る用ではなく、ガーバーデータ吐き出し用で書いてます。
       基板造るにあたっては、基板製造工場では必要としませんし、リフロー実装でも手半田組立でも必要としません。私自身、プリントアウトすらしたことありません。人が見る用な回路図作成の優先順位は最下位レベルです。
       プロジェクトが終わった頃に出てくるかもくらいに思っててください。
       参照希望メールくれた人にURL通知とかします。

       タンデム基板の回路にご興味がございましたら、一次試作基板回路の実態配線図は公開済みです。どうぞご参考にしてください。

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