2014年9月11日木曜日

 7日にテクソルに「変なんだけどなんとかして」って問い合わせフォーム書き込みました。
 で、昨日テクソルからメール来ました。

 amaneroのモノラル再生で発生するポップノイズの不具合が再現確認できたそうです。

> PCMモノラル再生でFA05のデータが発生し、
> それがCombo384でDSDフラグとして認識され、瞬間的にミュートがかかるが、 
> すぐにPCMモードに復帰するのでポップノイズが出るようです。

だそうで、ミュートがらみの誤作動らしいです。

> 不具合の確認ができましたので、メーカーに報告いたします。 
> 不具合が解決され次第、弊社Webサイトで新ドライバ/ファームウェアなどの公開をする予定です。 
> また、この不具合については早々に情報公開をする予定でいます。 

とのことで、良い方向に向かいそうです。良かった良かった。

 ファームアップデートは、3ピンの端子のどれかをGNDに落としてUSB繋ぐと、メンテモードで起動するからその状態でファームアップのソフト起動。

 な感じで書きかえるみたいです。

 FSLED信号をアクティブにするには、USB繋ぐだけでファームアップのソフトで変更できましたけど、中身全部書換えはひと手間増える感じです。

 英語版の手順書しかなかったけど、日本語版も出してくれるのではなかろうか?
 再現確実なバグだし、全数だし、結構な数出てるし。

 日本に正規代理店あるってのは、ありがたいですね。
 テクソルさんは、ちゃんとお仕事してくれました。


 XMOS本家のCODEC付きリファレンスデザイン基板も手元にあるのですが、これも同じ症状なのです。こっちはDSD鳴らないから05AF無関係なはずなんですけどね。

 リファレンスデザインがコケるんだもの。DIYINHKのXMOSも同じ症状でコケましたよ。

 こっちは日本の代理店あるのかなぁ?
 重要なのは、話ちゃんと聞いて、再現実験できる組織かどうかなんだけど。

15 件のコメント:

  1. 半導体計測屋様

    その節はありがとうございました。
    タンデム基板で無事に音出しができました。
    PCMと比べると、生成されたDSDは確かにいい音がしますね。

    ただ、気になっているのが、
    スレーブのDSDに、チリチリというノイズが乗ってしまっている点です。
    チリチリノイズはマスタのPCMには乗っていません。

    曲によって目立ったり目立たなかったりします。
    それ以外は全く問題のない素晴らしい音だと思います。
    どの当たりを見直したら、スレーブのDSDにチリチリノイズが乗らなくなるでしょうか?

    構成は次の通りです。
    amanero→マスタ→スレーブ(1枚のDualMono)でスタック
    ダンピング抵抗は75Ω、GNDの接続にインダクタ等は不使用
    Si5317バンド幅は低レンジ
    差動合成はルンダールで1:5の接続仕様でタンデム基板とのあいだの抵抗は1kΩ

    アドバイスの程、よろしくお願いします。

    返信削除
    返信
    1.  PCMに載らなくて、DSDに載るチリチリですね。
       私のとこでも出る曲、出ない曲があります。
       同じ曲を、深夜の2時とか3時に鳴らして出ないことが有ったので、これは商用電源由来のノイズではなかろうか?と勘ぐってます。結論は出してません。

       こっちはチリチリとは出ないのですが、ブリッジ整流後のDCにリップルが残ってると、ノイズが載ってくることも確認しています。
       これは容量変えたコンデンサパラ付けとかして抑え込めば、解決するのかも。

      削除
    2. 家でも右ツイーターから時々チリチリでます。曲によって出たりでなかったりです。皆さん出るようなのでうちだけじゃないことがわかり安心(?)しました。
      ところで、RaspberryPi I2S タンデムだとチリチリが出なくなります。

      削除
  2. 半導体計測屋様

    そうなんですよね、出る曲でない曲がある上、
    出てる曲でも、プレイヤー(Foobar2000)の再生・停止を繰り返してると
    ノイズが無くなったりするので不思議に思っています。

    案外amaneroのドライバのせいだったり・・・とか。

    Windows7のメニューバーに出てるスピーカーのアイコンから
    デジタル出力のプロパティを選択して、詳細タブから規定の形式をテスト再生すると
    左のチャンネルがなって右のチャンネルがなる時に、ジッタークリーナーが
    ポップノイズを出すので、周波数も同じなのになんでかなあと。

    そう言えば、DAC9018Dを作った時に、amaneroを買ったのですが、
    Xmos、UDA,UDA2でも規定の形式をテスト再生で、
    Muteかかってリレーカチカチいうようなことはないし、
    Windowsの操作でなんかのたびにカチカチ出してたので嫌気が差して
    放置していたのを、今になって思い出しました。
    amaneroは変なところでMuteしたり、そのMute処理の中で余計なところまで
    初期化してるんじゃないのだろうかと推測したのを思い出しました。

    今回のMute絡みの誤動作の対策でこのへんも、
    こっそり改善してたらいいなあとか・・・・

    返信削除
    返信
    1.  amaneroは頻繁にMUTE出す仕様なのですね。

       チリチリノイズはPCMでは出ないから、DSD特有の「何か」だと思うのですが、スッキリしないです。

       Asoyaji様はVolumio+IIS出なくなりましたか。チリチリな曲で。てことは、USB使ってない。

       DSD非対応なのに、XMOSリファレンス基板でもモノラルポップノイズが出たので、USBドライバ関係に何かあるのかも。

       でもPCMではチリチリは出ないんだし。どう廻りこめばチリチリになるのか?
       USB使わなければチリチリ出ない。ぅーーん謎です。

      削除
  3. その節はお世話になりました。
    最近ようやく製作に取りかかり完成したのですが、
    しかし!音が出ないのです!
    ノイズは出るのですが、音楽再生ができません。
    もし、音が出ないときのチェック用フローチャートのようなものはありましたら
    教えていただきたいのですが、よろしくお願いいたします。
    ちなみにアマネロ&コルグのオーディオゲートを使用しております。

    返信削除
  4. ざっくりですが、、、まずはマスタ基板でPCMの音が聴けるかが問題

      半導体の基本は電源とクロックです。先ずはここから。
     電源とクロックさえ正しければ、何かしら動くモノです。これがダメなら何やってもダメ。

     テスタのACレンジで基板上の電源GND端子間見て、電圧有るようならダメ電源です。
     DCレンジで見て、3.3Vなはずが、2.9Vだったりしたら、電源ケーブル太くしなきゃとか、レギュレータ容量足りてないとかなダメ電源です。
     アナログ端子のVCOMから2.5V前後でてるか。ACレンジで0か。
     NGだったら5V電源はダメ電源。

     Si5317がロックしてないと、無限増殖コネクタの8番ハイです。テスタあてて見てください。
     ハイだとスレーブ基板はノイズ再生。マスタのPCMは無音状態になります。
     Si5317がロックしないのは、ジャンパが正しくない、電源品質が悪い、クロックの波形品質が悪い、等考えられます。

     BWSELを荒レンジにする。ポテンショメータ調整する。
     JCR1に100~100kΩ付けて波形改善 等を試みてください。
     他にはamaneroとタンデム基板間の配線の見直し。短くとか、GND線と信号線ペアので捩るとか。FSLED、DSD_Hは、GND線と捩らなくても平気です。

     8番がロウになったらPCMでは音出るはずです。

     次に、ジッタクリーナ出力JCOUT1を見る。オシロスコープ必要ですが。
     BitCLKが揺らぐなら、JCJP2を入れ替えてみる。
     ポテンショメータ調整でも揺らぎは収まる。

     ここまで来れば、スレーブ基板で生成DSDも再生できるはずです。

    返信削除
  5. 半導体計測屋さま、

    お世話になっております。

    kitaさまに便乗して相談させて下さい。
    組み上げて動作確認しているのですが、ノイズしか鳴らない状態で詰まってます。
    正確には「マスタ基板でPCMを出そうとしてもマスタ基板のアナログ出力からノイズしか出てこない (PCM流していなくてもノイズ状態)」という状態です。
    なので、まだスレーブまで行っていない状態です…

    気になっているのは以下の点です。これはこれで大丈夫な状態なのでしょうか?
    もしお時間のある時に、ご確認して頂けると幸いです。
    - JCC29をテスターで図ると0uFになってしまいます
    (部品外したら0uFではなくなりました… どこかでショート?)
    - 半田面のPOWJC2+端子が上のJCC19+とと繋がってしまったのですが、
    これは大丈夫でしょうか?
    (シルク図見ても繋っているように見えるのですが、本当か自信がありません…)


    ちなみに状況・環境は以下の通りです。
    - DDCはAmanero Combo384
    - マスタはデュアルモノ設定、2個載せ
    - ジッタクリーナ荒レンジ以外は半導体計測屋さんと同じジャンパ設定
    (JCJP3オンの状態でミュートしないということで、ジッタクリーナではないと思っています)
    - 差動出力先にトランス (ルンダール1538) Lch/Rch、それぞれ反転、VCOMで接続でRCA行き
    - 電源は秋月TPS7A47基板で、出力電圧は誤差0.1未満程度
    未熟なせいか、そろそろ解決のアイデアがなくなってきました。
    もし、何か解決の糸口になりそうなものがありましたら御教授頂けると幸いです。

    返信削除
    返信
    1.  Combo384のFSLED出力設定はONに変えましたよね?購入時はOFFですから。

      POWJC2のGND間DC抵抗は300オームくらいです。
       基板単体でデジタルマルチメータの抵抗レンジで測って300オーム前後ならOKです。

       JCC19と、JCC29の+側は、POWJC2の+ピンそばなので、繋がっていて問題ありません。-側が繋がってたら論外です。

       JCPOW2と、JCPOW1が同一電位じゃないと、ロックしにくいです。共通電源の方がいい結果になるかもしれません。
       JCPOW1端子と、JCPOW2端子にテスタ棒当てて、DC電圧レンジで測って、0.1V以上の電圧があるならNGです。

       Combo384は、電源投入直後のMUTE_HはL、数秒でHになり、USBドライバ等の初期化が終わるまで、30秒ほどHを維持。その後はずーっとLになります。
       曲とかPCM/DSDとか変わる瞬間だけHになります。
       H状態では1242のミュートが有効になっていて、音出ないはずです。
       Lで、Si5317のリセット解除なので、ロック掛かかる瞬間にキュンて鳴くかもしれません。
       ずーっとキュルキュル鳴いてるようだと、ロックしてないです。
       JCJP5の設定が正しいか?ポテンショメータ調整合ってるか?

      削除
    2.  もう一点確認を。
       Amaneroとタンデム基板の接続を、20ピンフラットケーブルで繋ごうとしたならば、裏表の実装を逆に合わせなければなりません。
       タンデム基板の部品面にピンヘッダ付けたなら、Amaneroは半田面。
       Amaneroの部品面にピンヘッダ付けたなら、タンデム基板は半田面。
       圧着フラットケーブルではなく、1ピンごとバラで繋ぐタイプ使用なら、好きなように刺せるので裏表どっちでもOKです。
       確認手段としては、PICの1番3.3V、8番GNDな電源なので、ここに3.3Vが来てなければNGです。

      削除
  6. 半導体計測屋さま、

    お世話になっています。
    あれから確認していたのですが、POWJC1/2の電流が足りなかった模様で、供給を増やしたらノイズの中に音はでるようになりました!!
    以前はノイズのみで、しかもバリバリという結構厳しいノイズだったので嬉しいです!
    御助言、本当にありがとうございます。

    ただ、まだロックはできてないのでポテンションメータと格闘している状態です。
    #ノイズがシャーっという音なのでまだロックとかの問題ではなく、ひょっとしたら電源の問題なのかもしれませんが…

    ちなみにポテンションメータでロックできずにノイズが出る場合はJCR1に抵抗とかを着けると改善すると思っていいのでしょうか?

    返信削除
    返信
    1. 調査していて分かったのですが、44kHzのPCMは正常に(ノイズ無しで)流れました。ですが192kHzだとノイズが乗るという状態です。やっぱりアナログではなくジッタクリーナーのようなので追加で調査する次第です。

      削除
    2. 192kHzだと、1242の消費電力倍増なので、その辺りもご確認を。
       半波整流で4700uFの整流回路の写真を以前UPしましたが、3枚構成な私の環境では不足してたことが判明しております。DSD再生側は、ほとんど電流流れないのですが、PCM変換側、つまりマスタ基板は、441と192で消費電力随分違います。PLL電源が引きずられてドロップしちゃうとか、リップル出ちゃうとかだとまずいです。
       PLL給電部分はトランス分離、整流回路も分離が確実なのかもしれません。

      削除
  7. 半導体計測屋さま、

    お世話になっております。林です。
    紆余曲折ありましたがようやくマスターでの音出し、スレーブでの音出しに成功しました!!
    最終的にはマスタSV1/SV2のダンピング抵抗の値を変える+電源分離/強化で成功しました。
    マスタの音がまともに出てからスレーブまでは問題ありませんでした。マスタのみミスをしていたようです。
    ノイズが出ない音で(今迄の解析からの開放に)感動してしまい、音を味わうまで至っていないのが恐縮です…

    とりあえず落ち着いたら電源の整理を行なってそれなりにしつつ、その頃にレポートでもそちらに送れたらいいなと思っております。

    とり急ぎご報告まで。ありがとうございました!!

    返信削除
    返信
    1.  ほっとしました。よかったですね。
       「何々がダメだった」って情報は有益なので、是非皆様にご紹介したいです。
       こんな電源をコッチの電源にしたらOKだったとか。

       レポートできましたらよろしくお願い致します。のんびりお待ちします。

      削除