44.1kHzのスペクトラムで最後の57秒当たり、20kHz~25kHzあたりがスッポリ抜けてました。
でも、ホワイトノイズ20Hz~22.05kHzを食わせてやると、ちゃんと40kHz辺りまでなだらかに繋がります。
動画とは、若干接続異なります。トランス無しで、アナログ端子直接見てます。
基板はマスタ1枚で、レフトチップ前段PCM、ライトチップ後段生成DSD。
測定レンジはDC-200KHZ、中央が100kHzになります。ひとメモリが20kHz。
44.1kHz 青PCM アナログ端子直結 赤DSD128 アナログ端子直結
可聴帯域の20kHz超えて、40kHzまでだら下がりです。
でも、FS/2な22.05kHzあたりは6dB落ち。1242Aの仕様書通りです。
フルエンシのお仕事の結果です。
60kHz辺りの盛り上がりは、量子化誤差とエイリアス由来のノイズ。
96kHz 青PCM アナログ端子直結 赤DSD256 アナログ端子直結
もうね、20kHzでバッサリ切れてます。
80kH~110kHzはエイリアスノイズ。LPF通してないからです。
192kHz 青PCM アナログ端子直結 赤DSD512 アナログ端子直結
これも20kHzでバッサリ。
可聴帯域までしか仕事しませんって感じです。
Volumioは、Sinc関数で補完してアップサンプリングデータ造って出してきます。「FS/2までの信号は元通りに再現しますよ」な処理なので、元データである20Hz~22.05kHzを全て、ほぼ元通りに再現しています。22.05kHz以上のデータは、もともと存在しないので、全く出てきません。Sinc関数はより高い周波数の音を作り出す訳ではありませんので。
サンプリンレートも十分高いので、量子化誤差発生の余地もありません。綺麗に再現されてます。なので、高次に信号レベルが出ることは無いです。
TIとか、ESSのDACは、内部でSinc関数補完処理するので、44.1kHzで再生しても、この192kHzと同じスペクトルで再生されます。FS/2で6dB落ちとかも起きません。
アップサンプリングデータじゃなくて、ネィティブな192kHzサンプリングの20Hz~96kHzのホワイトノイズを食わせれば、100kHzまでだら下がりで出てくるはずです。
スーパーツイータ追加しようかなって気にさせます。
まぁ、私が言いたいのはハイレゾな時代になってはきたけど44.1kHzだって凄いんだぞと。
44.1kHzPCMのアナログ(青)と、生成DSD128のアナログ(赤)が、どんな感じで違うのか良くわかるのがこちら。
1kHzの方形波です。
プラスマイナスフルスケールな、0b0111111111111111と、0b1000000000000000を500usec毎に交互に入れてます。青が前段PCM、赤が後段DSD128のアナログ端子。
中央拡大して、青がPCMアナログ。赤をLRCLKで見ると、1データでフルスイングさせてるのが良く判ります。赤はLRCLKなので、44.1kHzなクロックです。
ジャギってますね。スロープ部分。どっかから廻りこんでる風にも見えます。
サンプリングクロックより高次だし、マスタクロックほど高くないし、8段あるから8倍オーバーサンプリングのレートでジャギるのか?どうやらPCM再生でのアナログ端子には、8倍オーバーサンプリングで補完したDA結果がそのまま出てくるということのようです。
352.8kHz相当のDA変換が行われていると。
赤を生成DSDデータに変えて見ると
スロープ部分を8倍オーバーサンプリングして、斜めなデータを生成してました。
フルエンシな振舞いです。
22.6usecで立ち上がるスロープ波形として扱ってます。
デジタルデータでは、マイナスフルスケールとプラスフルスケールしか無いのに、中間のデータを補間してるんですね。
じわじわと、マイナスフルスケールなデータから、プラスフルスケールなデータに移行してます。
で、最初の波形(青44.1PCMアナログ、赤DSD128アナログ)を拡大すると、
なんと美しい。
DSD128相当ですから5.6MHzのなめらかさ。352kHzの16倍ですもの。
これがスレーブ基板の静寂さ、ぶっ飛びサウンドの秘密なのでしょうか?
逆に、「あれっ?こんなにPCMってノイズ載ってたんだっけ?」って気もするのですけど。
asoyaji様は、「わざわざ変換して聞いてどうなの?と懐疑的でした」と告白されてますが、私もこんなに違いがある事が計測できるとは思ってもいませんでした。
FN1242Aは、内部でDSD生成してるのだから、それをDA変換して出してるんじゃなかろうか?な話が出たこともありましたが、そいうことはやってないみたいです。タンデム基板の存在意義があったってモノです。
同じマスタ基板上なので、チップの環境条件は同じです。GNDとか電源から廻りこめば、どちらもジャギるはずです。と、考えれば、どうやらPCMを処理するうえで載るみたいです。
というか、8倍オーバーサンプリングの352kHzの結果なのですね。
また、PCM側は、テストモードで動いてるのも不利な要素なのかもしれません。
この違いを見ちゃったら、スレーブ基板でDSDデュアルモノだ!ってなっちゃいますね。
今回の計測は、マスタ基板1枚で行ってます。
スレーブ基板無くても、このようにDSD鳴らせますので御承知おきください。











